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【やってみた】オンライン朝会で、仕事のリズムと気軽なコミュニケーションをつくるには?

新型コロナウイルス感染症の影響で、業務をリモートワークで行う企業が増えてきました。急速に仕組みやシステムが整う一方で、「仕事とプライベートの切り替えが難しい」「ちょっとしたコミュニケーションや雑談のハードルが上がった」といった声も多く挙がっています。(リモート時のコミュニケーションに関するアンケート結果はこちら)
そこで、ゼロインのコミュニケーション事業のグループでは、「仕事のリズムをつくり、コミュニケーションをとりやすい環境をつくる」という目的でオンライン朝会を実施してみました。
実際にやってみると
1 朝イチで強制的に顔を合わせることで、仕事開始のスイッチをいれることができた
2 雑談や業務外のコミュニケーションをとることで、その後の業務上のコミュニケーンがスムーズになった
といった効果がありました。
しかし、上記の効果を得るためには実施方法に工夫も必要ということもわかりました。
今回は、オンライン朝会を実施してみてわかった工夫すべき点や効果などをご紹介したいと思います。
オンライン朝会成功のコツは、ルールづくりと持ち回りコンテンツ
ゼロインでは、実際にオンライン朝会を下記のように行いました。
(※試験的に上記以外の条件でも行ってみましたが、ベストはこれです!)
オンライン朝会の成功のコツはまず、基本ルールの徹底です。
ゼロインでは「マイク・カメラON」「全員一度は発声を」という2つのルールを設定。
結果、「全員の顔が見られるので、仕事仲間の状況や様子がわかった」「マイクONにしているので、雑談が弾んだり、笑い声が聞こえてテレワーク独特の孤独感が減った」「声を出したことで、より仕事への切り替えになった」などの声があがりました。
もう一つのコツは、コンテンツの“話者”を毎回変えること。
「情報共有」のコンテンツでは、毎回違う社員が“テレワークに役立つグッズ”“仕事で役立つニュース”などを5分程度で話しました。また、運動が得意な社員による5分間ストレッチのコーナーや、料理が得意な社員によるおすすめ簡単昼食レシピの共有など、社員一人ひとりの得意分野に合わせたコンテンツで実施してみました。
色々試した中で、盛り上がったのが「リズム点呼リレー」。
ただ点呼をするのではなく、リズムに合わせて名前を呼ばれた人が次の人を指名する簡単なゲームです。
こういった会は、どうしても主催側から参加者への一方通行になりがちですが、司会進行役をふくめた“話者”を持ち回りで行ったり、全員が協力しないと成功しないゲーム要素を取り入れたりすることで、実際にその場にみんながいるような参加感・一体感を得ることができました。
オンライン朝会は、手軽にできるコミュニケーション施策
毎回の朝会後には、参加者に簡単なアンケートをとり、目的を達成できたか、コンテンツはどうだったか、実施時間帯は目的と沿っていたか、などを確認しました。
結果、参加者の約8割が目的を達成できたと答えています。
具体的には、「やっぱり顔を見ると安心する、とにかく楽しかった」「TV番組のような配信施策でもおもしろいかもしれない」「司会者が持ち回りになることで、業務上関わりがない人のこともわかり良かった」などの声が寄せられました。
リモートワークが主流になり、“気軽なコミュニケーション”のハードルがあがりました。
業務上のコミュニケーションをスムーズに行うには、気軽なコミュニケーションから生まれる、ベースとなる信頼関係の構築が大事ではないでしょうか。
オンライン朝会は手軽に始められ、“社員同士が話しやすい環境をつくれる”という手応えと実感がありました 。たった15分です。試してみてはいかがでしょうか。