2014/10/31

時間や場所に縛られない働き方で成果があがる!日本HPの先進的な働き方

世界のITをリードするテクノロジーカンパニー、日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、働きやすい会社としても知られている。時間、場所に縛られず社員一人一人が自由に働けるような社内制度があるとのことだ。そんな日本HPの先進的な働き方について、同社人事事統括本部の江口茉里さんに伺った。

オフィスでも、カフェテリアでも、家でも、どこでもワークプレイス

日本HPでは、自分専用の座席を持たず、オフィス内の好きな場所で仕事や打ち合わせを行なうことができる「フリーアドレス制度」を導入している。日本HP本社オフィス内は、無線LANの環境が整っており、社内のどこからでもインターネットへのアクセスができる。また、オープンエリアのミーティングスペースには液晶ディスプレイも設置されていて、その場で本格的なミーティングができる。「場合によっては、一日中、『カフェテリア(社員食堂)』で働く人もいます」(江口さん)。さらに、オフィス中心部の吹き抜けの周囲はカウンターになっていて、ここで立ち話やちょっとした打ち合わせも可能。

日本HP本社オフィスは実は2012年GOOD DESIGN AWARDを獲得している。地上9階建てで1階は、受付、ロビー、ショールーム、コーヒーショップ、コンビニエンスストア。2階はお客様との会議、セミナーなどを行うカスタマーエリア。3~7階がオフィスフロア、8階がカフェテリア(社員食堂)、9階がビル設備という構成になっている。

hp02 hp03 hp04<本社のオフィスエリア>

 

hp05 hp06 hp07<本社のカフェテリア(社員食堂)>

 

hp08 hp09 hp10<本社1階 ロビー・ショールーム>

 

また、週に2日(1ヵ月に8日間を上限)は、自宅で働いてもいい、という「フレックスワークプレイス」制度。通勤時間を削減することにより時間を有効活用することで、生産性を追求し、価値を生み出そうという試みだ。日本HPでは社員にノートパソコンを支給しており、チャットやビデオ電話など、PC画面共有ツールなどを用いて、対面式でなくてもオンライン上で会議が可能な時代。ITインフラが整備されている場所で効率よく仕事をすることで、ピュアタイム(移動時間を除くピュアワーキングタイム)を保て成果に繋げることが目的だ。

自分で自由に決められるキャリアプラン

自由度が高いのは働き場所だけではなく、HPではキャリアプランも個人一人一人に任せているのだ。個人は自分のキャリアについて自ら考え、選択、行動する責任を持つのに対し、マネージャー・上司はキャリアを築いていくための環境を提供するという、「Employee Owns, Manager Supports」の考え方だ。

hp2

例えば、日本に限らず全世界で公募している職種をリアルタイムに閲覧し、チャレンジしたい職種にオンラインで応募できる「社内公募制度」がある。部下が自分自身のキャリアを鑑みて、他部署への異動を希望して合格した際は、上司は基本的には異動を阻むことができない。「キャリアとは、社員一人ひとりが自ら作っていくものであり、社員にその責任がある、という信念だ。上司は、それをサポートし、会社はその環境を整えるという考え方。」と江口さんが説明した。

ここで重要なのは、「社員を信頼する」上に、様々な制度は成り立っている、という点だ。個人の“責任”と”自由“を尊重し、全社として全面的に支援していく風土が根付いているのだ。「社員が自分の仕事にやりがいと誇りを感じ、いきいきと働くことができ、その能力をフルに発揮できる。そんな職場づくりを目指しています。」(江口さん)

CAPPY'S EYE

取材中、「HP WAY」という言葉がしきりに出てきました。「HP WAY」とは、「人間は男女問わず、良い仕事、創造的な仕事をやりたいと願っており、それにふさわしい環境に置かれれば、誰でもそうするものだ」という信念に基づいた方針であり、行動規範です。今回ご紹介したフリーアドレス制度も社内公募制度も、まさに「HP WAY」を形にしたものだと言えます。

筆者

中島浩太

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