2014/11/15

社員の「やりたい!」を支援する ―アイスタイルの「委員会制度」に注目!

日本最大のコスメ・美容の総合サイト@cosme(アットコスメ)の企画・運営、関連広告サービス、リサーチサービス等を展開する株式会社アイスタイル

1999年の創業以来ずっと「生活者中心の市場創造」をビジョンに掲げ、2014年には「ビジネスモデル・ビジネスメソッド」カテゴリでグッドデザイン賞を受賞した成長企業である。

同社で実施している「委員会」の取り組みについてコミュニケーション&ヒューマンリソース本部の久佐野悠さんにお話を伺った。

Hands UP(ハンズアップ)制度とは?

アイスタイルには、社員のあらゆる可能性を広げ、チャレンジを支援していくための制度「Hands UP制度」がある。社員自らが組織横断の委員会を発足し、会社創り・改善活動をすることができる「committee challenge」や、グループ会社の垣根を越えて、フットサル・ゴルフ・華道などのサークルを発足することができる「部活動制度」などの制度を揃え、活発に利用されている。
「committee challenge」には、3つの「委員会」が発足した。

①学生向けインターンを企画する「HRインターンシップ委員会」

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<具体的な活動内容>

・インターンシップの内容企画
・メンタリング
・実施後の学生とのリレーションづくり

 

②既存サービスの改善や新規サービス創造を行う「サービス向上委員会」

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<具体的な活動内容>

・各Webサービス担当者からの課題ヒアリング
・他サイトの事例の共有
・本部長会議でのプレゼン
(5ヵ月間、隔週1時間程度のディスカッション)

③社内の本棚の企画・運営を担う「ライブラリー向上委員会」

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<具体的な活動内容>
・本棚の整理整頓、装飾
・話題の漫画を置いたり、色々な書籍を本棚に取り入れる

・各部署よりマニュアル類、リリース情報を集めるなど、業務資料の充実化を図る

・本棚に今後どのような本や定期購読雑誌があると便利かなどの調査

 

 

委員会制度は、経営メッセージそのもの。

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アイスタイルが大切にしている価値観(アイスタイルスピリッツ)は「7i」。
社員ひとりひとりが7つの”i”を持って仕事に取り組むことを宣言したものだ。
この価値観が委員会制度にもきちんと浸透している。

委員会の大きな目的のひとつは、社員個々人の視野を広げること。「ひとりひとりが視野を広げ視点を上げるために、自分がいまやっていることの領域を超えて、会社つくりに関わる機会を作りたい」と久佐野さんは語る。
単に社内コミュニケーションの活性だけではなく、委員会制度という制度そのものが企業の価値観・ブランドを体現するメッセージとなっている。

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筆者

CAPPY編集部

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