2015/08/28
株式会社リクルートキャリアでは、働く人の“やりがい”や“喜び”を生み出す人事制度や研修、社内イベント等を『グッド・アクション』と定め、広く紹介・賞賛しています。
現在、この『グッド・アクション 2015』のエントリーを9月15日(火)23:59まで受け付けています。あなたの会社の”はたらく”を盛り上げる素敵な“アクション”を教えてください!
『グッド・アクション』は2014年に第1回が開催され、70件を超える魅力的な取り組みの応募がありました。部門は5つに分かれており、「女性活躍促進」「地域貢献」「社内コミュニケーション」「中途入社後の活躍促進」「特別賞」で計12件の取り組みが表彰されました。
第2回を迎える今回の『グッド・アクション』は、昨年からどう変化しているのか。また、どのような取り組みの応募を期待しているのか。このプロジェクトを担当する株式会社リクルートキャリアの鈴木いづみさんにお話をお伺いしました。
今年2月に『グッド・アクション 2014』の表彰式を実施しました。後日、表彰された各取り組みの担当者様にヒアリングをさせていただいたところ、
・他社から「取り組みのヒアリングをさせてほしい」という反響があった
・既存の取り組みに対し、社員から自主的にアイデアが出てきた
・そのアイデアを取り入れて、より進化した取り組みを始めている
など、グッドアクションから生まれた変化という、非常に嬉しい声を頂戴しています。
募集する部門が大きく変わりました。「女性活用促進部門」「現場活性化部門」「キャリア採用・活躍促進部門」、この3部門に加え、日本再興戦略を背景とした“健康経営”への関心の高まりを受け、「ウェルネス部門」を新設しました。
今年の12月には労働安全衛生法の一部改正に伴うストレスチェック義務化も控えており、新たに取り組みを始める企業も、取り組み方に悩む企業も、それぞれ増え、興味関心の高い分野だと予想しています。
『グッド・アクション』に応募いただく取り組みは、「取り組みの結果、営業成績があがった」「会社の利益に直結した」といった目に見える効果に、必ずしもつながっていなくて構いません。
「思い切ってやってみたら良かった!」といったチャレンジ性や、「現場社員の声から生まれた」など、現場の課題感や想いに向き合っている点を重視しています。
例えば「週に1回、3時に帰る!」と決め、女性社員が子どもと過ごす時間を作り出した取り組み。一人の社員の情熱が社長を動かし、ついには全社的に400人を巻き込むまでに発展した取り組み。いずれも去年の最終選考に残った取り組みで、どちらもきっかけは「まずはやってみる」という想いから始まったものだったそうです。
こうした取り組みを紹介させていただくことで、”モチベーション向上”や”職場の環境づくり”に悩んでいる企業の方に、「これならうちの会社でできるかも!」というヒントにしていただければと思っています。
ちなみに『グッド・アクション』の活動を通じて、大勢の担当者の方や社員の方に話をお聞きし、現場の様子を実際に拝見しているのですが、私自身はそうした取り組みを行っているすべての企業のファンになってしまいました(笑)。
私と同じように、多くのビジネスパーソンの方にも「うちの会社っていいね!」「日本の企業っていいね!」と再認識いただくきっかけになればと考えています。
「自社では当たり前になっているもの」や「始めてみたものの、まだ大きな成果が出ていないもの」にも、取り組みを始めるきっかけや推進していく過程に、その取り組みならではの素敵な”ヒント”が隠れています。
応募書類もエクセルのシート1枚と簡単に記載いただけるものなので(笑)、ちょっと試しに、くらいの気軽な気持ちで応募いただければ嬉しい限りです。
沢山のご応募、お待ちしております!
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CAPPY'S EYE
鈴木さんがお話された”「これならうちの会社でできるかも!」というヒント”は、CAPPYでも大事にしているものです。CAPPYで社内活性化を担当されている方にお話を聞いていると、「何かやりたいけど、何をすればいいのか分からない」「始めてみたけど、思ったようにいかない」そんなお悩みが必ず出てきます。『GOOD ACTION』の話に刺激を受け、CAPPYでは今後も”はたらく人”がイキイキできるヒントを提供し続けようと、再度誓ったのでありました。
筆者
中島浩太