オンライン周年イベントで一体感を醸成。『つながる』大切さを伝えるイノベーションの20周年とは

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オンライン周年イベントで一体感を醸成。『つながる』大切さを伝えるイノベーションの20周年とは


オンライン周年イベントで一体感を醸成。『つながる』大切さを伝えるイノベーションの20周年とは

新型コロナウイルス感染症の流行により、働き方の常識が大きく変化している昨今、社内コミュニケーションのあり方も大きな変化のときを迎えています。

こうした時代変化の中、BtoBマーケティングを支援するクラウドサービスやオンラインメディアサービスを展開する株式会社イノベーション(以下、イノベーション)は、2020年12月に20周年を迎えました。

リアルイベントの開催が難しい中で、イノベーションはオンライン完結型の周年イベントを実施しました。リモートワークにより社員同士のつながりや会社とのつながりが希薄になる中、オンライン周年イベントをどう企画・設計したのか。社内文化づくりの専任担当として20周年イベントを担当された齋藤 礼華さんに、イベントの背景や思いについてお聞きしました。

編集部(以下、編):20周年イベントの概要をお聞かせください。

新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインでの動画配信コンテンツを企画しました。この企画を通して会社の歴史や創業当初の想いを知り、「この会社っていいな」と思えるきっかけをつくるため、テーマを「つながる」と定めて動画を作成し、2週間かけて計7本の動画をオンライン配信していきました。

動画コンテンツの内容は、

1. 社長が会社の歴史を語る『インタビュー動画』
2. OB・OGをゲストに迎えて座談会やインタビューを行った『スペシャルゲストによるコンテンツ動画』
3. メンバーに向けた『メッセージ動画』

の3種類です。

通常であれば、20周年という節目の年をメンバーとともに盛大に祝いたかったのですが、周年イベント開催時期の12月ごろは感染者数もまだまだ多く、リアルでの開催は断念しました。

代わりにオンラインで何かできないかと考え、在宅勤務となり環境が大きく変わったこと、そして毎月新しく入社される方がいらっしゃるという現状から、まずは会社のことをより知ってもらう機会にしようと、上記のような動画コンテンツを企画しました。

20周年イベントを担当した齋藤さん

編:今回実施された20周年イベントは、どのような過程を経て企画から12月の開催まで進んでいったのでしょうか。

リアルでの開催も視野に入れつつ9月頃から打ち合わせを始めました。しかし、日を追うごとに感染者数が増加してきたこともあり、リアルでの実施ではなく「オンラインでできる周年企画」を考えることにしました。

その際、イノベーションの今の状況を鑑みました。それは、「つながり」を感じにくくなっているという状況です。

私自身、テレワーク中心のオンライン環境が続く中で、「孤独だな」と感じていました。自分でコミュニケーションを取りに行かなければ会話や交流がなかなかできず、業務で関わりのあるメンバー以外とのつながりが、出社していたときよりも確実に希薄になっていました。

また、弊社は積極的に採用をしており、毎月新しいメンバーが入社しています。イノベーションがどのような会社かは入社時に説明していますが、以降は業務で接する人とのコミュニケーションが中心になり、それ以外の仲間や会社とのつながりをつくる機会はほとんどありませんでした。

この二つの状況を踏まえ、企画のテーマを『つながる』と決め、会社の歴史や想い、メンバー同士のつながりを感じられるような動画コンテンツを作成しようと決めました。

編:動画コンテンツはそれぞれどういったメッセージを意図して企画・設計をされたのでしょうか?

まず、会社を知らないことにはつながりは生まれないので、特に新しく入社されたメンバーに向けて、会社の歴史や創業の想いを知ってもらえる動画を作りました。山あり谷ありの20年間の歴史を一度整理する意味でも、代表が語る歴史動画という形がもっとも適していると考えました。

それとは別で、社歴の長いメンバーやOBの方にスペシャルゲストとして登場していただき、当時のイノベーションやサービスについて語っていただくコンテンツ動画を作りました。様々な方からイノベーションの雰囲気や歴史語を語っていただくことで、「そんな背景があったんだ」「昔のイノベーションって今と全然違う」など理解を深めてもらうことを狙いました。

会社について知ってもらう動画の他、リモート環境下でも一体感を高めるために、メッセージ動画も作成しました。前半はコロナ前の社内の様子やイベント時の写真を、後半はコロナ後オンラインで行われているmtgの様子や交流イベントでの写真を流し、リモートになっても我々は繋がっていること、そして大きな変化の中にいる今だからこそ想いを一つにするときなんだ、というメッセージを込めました。

社内チャットツールを活用して動画を配信

編:動画の構成はすべて齋藤さんが考えられたのでしょうか?

動画の企画・構成・編集に関しては私が担当しましたが、座談会のインタビュー手配や、動画内容に関する相談や確認には、社内のメンバーにも協力してもらいながら進めました。

創業から現在に至るまでの歴史映像は、代表に2時間かけて語ってもらい、編集で約5分の映像として全4本に仕上げました。1本目の映像ではこのエピソードまで、2本目の映像ではこのエピソードまでと、大筋は事前に決めてインタビューに臨んでいます。

編:インタビューされている中で、何か記憶に残っている話はありますか?

上場時の苦労話ですね。上場に向けた準備が相当大変だったとは私も聞いていたのですが、初めて聞くエピソードもあり、上場の裏側にはたくさんの方々の努力と強い想いがあったのだと思いました。他にも、私自身が「そうだったんだ!」と感じた話は、出せるものに関してはすべて動画の中に出しました。

歴史映像のターゲットは新しく入社した方や会社との接点があまり多くない社員だったので、基本的にはこれまでも語られていた歴史の話をベースにしています。ただ、同じ話だけでは社歴の長い方は飽きてしまうので、初出しの情報や写真を出す工夫をしました。

社長が会社の歴史を語る『インタビュー動画』

編:実際にご自身で撮影・編集をされてみていかがでしたか?

動画編集の大変さはさることながら、インタビューの難しさを痛感しました笑。
事前にインタビュー構成を作り、イメトレをして臨んではいたのですが、実際にカメラをまわして話してもらうと、自分が想定していなかった話がさまざま出て、この話を動画にどう入れられるのか、どのように話をまとめるか、頭の中で動画構成を再構築しながら必死に話を聞いていました。

一方で、想定していなかった話の方がよかったこともありました。あるインタビューで、ある程度お話も聞けたので終了しようと思っていたところ、OBの方が現社員に向けて熱い想いを語って下さったんです。イノベーションを離れてもなおこんなにも思っている人がいるんだと、胸がいっぱいになりましたし、当時の苦労話や笑い話で終わることを想定していたので、いい意味で違うところに着地でき、とても良いコンテンツになったのではと思いました。

編:動画を公開してみて、社内からどのような反響がありましたか?

初出し情報への驚きの感想や、次の動画配信を楽しみにしてくれている声がありましたね。その中でも、最後の締めとして流したメッセージ動画への反応が一番多かったです。

特に嬉しかったのが、お子さんと一緒に観てくれたというメンバーが送ってくれた、「子供も素敵だなぁと言っていました。子供にも働くことの楽しさを伝えられるイノベーションが素敵だと思います」というコメントですね。メンバーだけでなく、家族や他の方にもイノベーションってこういう会社なのだと知ってもらえたのは、とても嬉しかったです。

メンバーに向けた『メッセージ動画』

編:コメントを見るとみなさん根底にはつながりたいという思いがあるのかなと感じる反応ですね。今回のテーマ『つながる』を齋藤さん自身が大事にされていると思うのですが、反対につながっていないことによる弊害はどういったことになるのでしょうか?

個々人の抱える孤独が積み重なることで、最終的には会社としてのまとまりや結束力が弱まってしまうことだと思います。正直、必要最低限のつながりやコミュニケーションがあれば仕事は回ります。しかし、それでよしとしていては、会社は伸びていかないと思いますし、何より働いていてつまらないと思います。
決して生ぬるい意味ではなく、仕事をするうえでより良い「つながり」を持てるよう、文化担当として取り組んでいきたいと思います。

編:全動画の公開が終わって、この20周年の取り組みはいかがでしたか?

「まだ終わっていない」というのが正直なところです。企画自体は終わったのですが、やはり「みんなで集まって20周年のお祝いをする」ことを目指したいですね。それができたときが、私の中での20周年が終わるときだと思っていて、今回の動画の企画は第一弾という気持ちです。

コロナが落ち着き、安心して集まれる日が来たら、みんなで時間を取って盛大に20周年をお祝いしたいと思っています。

筆者:片岡 紗希

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