周年事業でパートナー謝恩会を開催!イベントの目的と込めた想い

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周年事業でパートナー謝恩会を開催!イベントの目的と込めた想い


周年事業でパートナー謝恩会を開催!イベントの目的と込めた想い

『すべての“働く”を元気に。』を理念に、総務や人事、社内広報などのバックオフィス領域で事業を展開する株式会社ゼロイン(CAPPY運営会社)は、2018年に設立20周年を迎えました。

5年、10年ごとに迎える周年記念は、企業からのメッセージをステークホルダーに発信する絶好の機会です。効果的に活用することで、従業員やその家族、あるいはクライアントやパートナー企業(協力会社)との強いエンゲージメント創出につながります。

ゼロインは20周年をさらなる企業成長のきっかけとすべく、社内から有志を募った周年プロジェクトを立ち上げ、約半年にわたって活動しました。そしてプロジェクト活動の一環として、日頃お付き合いのあるパートナー企業様をお招きした周年記念パーティー『復活★パートナー謝恩会~おかげさまで成人しました~』を開催しました。

どのような想いでこのイベントを開催したのか?目的や企画内容、当日の様子について、周年プロジェクトのリーダーを担った中島浩太さんにCAPPY編集部が話を聞きました。

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パートナー企業様なくしてたどり着けなかった20周年

編集部(以下、編):今回開催したパートナー謝恩会とは、どのようなイベントなのでしょうか。

『復活★パートナー謝恩会~おかげさまで成人しました~』は、私たちが仕事をお願いしているパートナー企業様に日頃の感謝を伝える周年記念パーティーです。

私たちはお客様が抱えるバックオフィス領域の課題に対して、「すべての“働く”を元気に。」という理念のもと、課題分析・解決策の立案からその実行までをワンストップで提供しています。

たとえば、総務領域ではブラックボックスになりがちな業務最適化やアウトソーシング体制の構築・運用、従業員の働きやすいワークプレイスデザイン、社内広報領域では従業員エンゲージメント向上を目的とした理念やコミュニケーションメッセージ策定、それらを浸透させるイベントや映像の企画制作です。

パッケージ商品を持たないためサービス領域は多岐にわたりますが、さまざまなパートナー企業様とタッグを組んで双方の得意領域を活かすことで、お客様の課題に対峙しています。

つまり私たちの社内リソースだけでお客様への価値提供を完結することは難しく、パートナー企業様からのサポートがなければ、こうして20周年を迎えることはできなかったかもしれません。そこでこの20周年の機会に、これまで一緒に歩んでいただいたお礼と、これからも変わらぬお付き合いをお願いする場を準備したのが今回の謝恩会です。

ちなみに「復活」というタイトルですが、実は10周年までは毎年のようにパートナー謝恩会を開催していました。リーマンショックによる景況感の変化でしばらく開催できずにいたのですが、今回10年ぶりの開催ということで「復活」という冠を付けました(笑)。

編:10年ぶりの開催だと、以前開催していた事実を知らない従業員も多いでしょうね。イベント当日は、どのような仕立てだったのでしょうか。

11月の平日夕方に、ホテルでの正餐パーティーです。終了時間が遅くなり過ぎないよう、18時に始まり20時前にはお開きと、約2時間での設計でした。当日の流れは大まかにはこのような形です。

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テーマは「感謝と期待」です。

“感謝”とは、ゼロインからパートナー企業様への感謝です。私たちが苦しい時期や新領域への挑戦で右も左も分からないときでも、私たちを見放さずに伴走していただきました。「パートナー企業様のご支援があってこそのゼロインだ」ということが、最重要メッセージです。

ただ一方で、感謝だけで終わっては本質的でないとも考えていました。より大事になるのは過去以上に未来の関係性です。私たちはゼロインが成長するだけではなく、ゼロインに関わるすべての企業や個人が、共に成長発展できることを大事にしています。

そこで、パートナー企業様がゼロインの未来に“期待”を感じていただけるメッセージを追加しました。ゼロインが描くビジョンを理解いただくことで、パートナー企業様に「一緒に未来を実現できたら楽しそうだ」「ゼロインと仕事をすると、自分たちも成長できそうだ」「今後もゼロインと付き合っていきたい」とゼロインに期待いただき、これまで以上に強い絆で歩んでいただきたいと考えたからです。

周年パーティー当日の企画と流れ

編:では、そうした2つのテーマの伝達に向けて、周年パーティー当日は具体的にどのような仕立てにしたのですか。

全体を通して、“おもてなし”を強く意識しました。まず開場時は経営陣と部門長が受付に整列し、みなさまを順にお迎えしました。そして会場入り口からは、日頃からお付き合いのある従業員がお席まで丁寧にご案内します。

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2時間のパーティーは、2つのコンテンツで大別できます。

1つ目のコンテンツは、「ゼロインの事業を知っていただく」です。私たちは現在、5つの領域で事業を展開しています。しかし5つのうち日常的に取引のある1つの領域しか認識いただけていないパートナー企業様も多く、ゼロインが会社全体では何をしているのか、実は理解いただけていない可能性がありました。

ゼロインの未来に期待を抱いていただくには、会社の多様性や事業の強み、今後の発展性を理解いただくことが不可欠です。そこで各事業の部門長が事業を紹介する時間を設けることにしました。

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ただ時間の都合上、1事業あたり5分程度と短い時間しか確保できません。そこで「いま何をしているのか」よりも「これから何をしようとしているのか」という、未来の話を中心に語る仕立てにしました。結果、参加された方から「そんなことを考えていたのか」「新しい挑戦をしているんだね」と感嘆の声を多くいただくことができました。

2つ目のコンテンツは、「“チームゼロイン”を知っていただく」です。1つ目のコンテンツでお伝えした事業の未来を、どのようなメンバーで実現しようとしているのか。人や雰囲気を知っていただくことで、「この人たちならできる」と感じていただくことを意図しました。この“チームゼロイン”には、ゼロイン従業員だけでなくパートナー企業様も一員として含まれています。

当日は複数のパートナー企業様とゼロイン従業員が半分ずつ座る、8名程度の円卓形式でした。初対面の方も多くいらっしゃいますので、「どうぞ交流してください」とするのは乱暴だと考え、参加型クイズを企画しました。「交流する」ことから「一緒にクイズを解く」ことに行動を転換させ、楽しみながら自然と交流いただけるようにしました。

クイズ内容は試行錯誤した結果、設立からの20年を順に追いながら出題するエピソードクイズにしました。たとえば「ゼロインは1998年に設立されました。1998年は『軍人・凡人・変人』が流行語に選ばれ、小渕内閣が発足した年です。当初ゼロインは知人オフィスに間借りしながら、総務事業を展開していました。ここで設立当初からお付き合いのある◯◯社◯◯様からエピソードをいただいております。~エピソード読み上げ~。さて、この1998年当時、島耕作シリーズの島耕作はどの役職に就いていたでしょうか?4択でお答えください」というイメージです。

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当時の世相とゼロインのエピソードを紐づけることで、懐かしさや親しみを感じながら楽しんでいただく狙いです。パートナー企業のみなさまから笑いを交えたエピソードを多くお寄せいただきましたので、他己紹介の要素も交えてゼロインを理解いただけました。

クイズ自体にはエピソードとの関係性を持たせず、みなさんが頭を悩まされるであろう内容を考えたのですが、非常に苦労しました(笑)。ほかには「チョコボールで発売されていない味は?」「ゼロインにいる珍しい苗字で、最も世帯数が少ないものは?」などを出題しました。

最後は、中締め挨拶の後、当日の様子を撮影して即時編集したキャンディッド映像の投影です。末永いお付き合いをメッセージしたテロップを事前に準備しておき、そこに当日撮影した笑顔と音楽をくわえることで、印象的にメッセージすることができました。

お見送りもお迎えと同様に整列して、一人ひとりに感謝をお伝えしてイベントは終了しました。

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周年パーティー翌日のお土産で、参加者以外にも想いを届ける

編:当日プログラム以外では、「感謝と期待」のためにどのようなことに取り組まれたのでしょうか。

私たちの想いをいかに感じていただくかですが、イベント当日の2時間では、できることは限定されます。そこで今回は、招待状からイベント翌日まで時間軸を少し広げて、全体のつながりを意識した設計をしました。

具体的な施策として、パーティーの前後で招待状やお菓子、小冊子などを制作して配布しています。すべてのクリエイティブの中心に据えたのは、コーポレートカラーである紅緋(べにひ)色と、イラストが得意な従業員が書き起こした大條(代表取締役)の似顔絵です。社内のデザイナーと協力してトーン&マナーを統一させたことで、周年をシンボリックに伝えるツールとして大活躍しました。

たとえば事前に送付した招待状では、紅白で縁起の良さを出しながらゼロインらしい親しみやすさを出せました。

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イベント翌日には、オリジナルデザインのお菓子と小冊子を各パートナー企業様の会社宛てにお贈りしています。

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このお菓子と小冊子には、私たちの想いが詰まっています。というのも、今回の周年パーティーにお招きできたのは、大半がパートナー企業の経営の方々でした。

一方で、日々一緒に仕事をして、実務面で弊社従業員をサポートいただいているのは現場で働くメンバーのみなさまです。さまざまな制約の中で、残念ながら全員をご招待することはできません。しかし、こうした方々にも感謝をどうにか伝えたいと考えた結果、会社にお贈りする形式となりました。

お菓子は小分けで日持ちのするものを、小冊子は経営陣と各事業代表者からの感謝のメッセージ、20年の簡単な歴史年表、そして裏表紙にあえて余白を準備してゼロイン従業員から手書きメッセージを書き込めるようにしました。

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イベント翌日に届くようにすることで、参加された経営の方から当日の様子を聞いて、小冊子を眺めながらお菓子を食べていただきたい。そうした具体的な行動をイメージしました。

周年パーティーに参加された方とそうでない方とでは、私たちからお伝えしたいメッセージへの理解度・共感度にどうしても差が生まれてしまいます。パートナー企業様とゼロインが一緒になって“チームゼロイン”として今後もお互いが発展していけるよう、少しでもその差を埋められればと思いました。

編:たしかにお菓子と小冊子が届けば、必然的に話題になりますよね。そのほかに、これはこだわって良かったという施策はありましたか。

細かいシカケですが、ゼロイン従業員が一目でわかるようにと制作したピンバッヂは効果的でした。当日は多くの方が参加されるので、誰がゼロインの従業員か分からなくなってしまいます。

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ゼロイン従業員に声をかけたくても、誰に声をかけたら良いのか分からず声をかけづらい。そうした事態を避けるのに、このピンバッヂが胸元で目立って非常に役に立ちました。イベント全体のクリエイティブトーンを合わせる意味でも活躍してくれましたし、ゼロイン従業員からの評判が非常に良く、喜んで持ち帰ってくれたのは嬉しかったです。

編:パートナー謝恩会を実施して、どのような反応がありましたか。

当日は2時間という短い時間にコンテンツを盛り込み過ぎたのではと、正直なところ不安でした。しかし非常に盛りあがり、笑顔あふれる和やかな会となりました。

参加されたみなさまには当日、「ゼロインへの期待を漢字一文字で表すと?」「その漢字を選んだ理由は?」という2問だけの簡単なアンケートに回答いただきました。回答には、「変」「新」など新しいことに挑戦・変化する姿勢、「熱」「誇」「愛」「楽」とゼロインが大事にしていること、「共」「絆」など今後も一緒にやっていきたいという想い、ほか多様な言葉でゼロインを描写いただきました。

最も多い漢字は「熱」でした。この漢字は翌月に開催した従業員向け周年式典の懇親会で、オープニングアクトの書初め演出として転用しました。

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パートナー企業の従業員のみなさまからは、お菓子と手書きメッセージのお礼として翌日以降、ゼロイン従業員宛てにたくさんのご連絡をいただきました。ほかにもパートナー企業様同士の新しいつながりを喜ぶ声もお寄せいただいています。パーティーの冒頭で、大條が司会をしながらすべてのパートナー企業様をご紹介したのですが、それがきっかけで名刺交換をされたそうです。

“チームゼロイン”の中でつながりが生まれ続ける魅力的な集団になれたら素敵ですよね。

周年記念でステークホルダーとのエンゲージメントを強くする

編:このパートナー謝恩会は、ゼロインにおいてどのような意味を持つのでしょうか。

大條は、今回10年ぶりにパートナー謝恩会を開催したことで、パートナー企業様のことを実は理解できていなかったと痛感したそうです。会社設立からしばらくは大條自身が窓口でしたが、現在では伝聞や書類上でしか認識できていないパートナー企業様も増えています。そうした方々と対面で顔を合わせて、会社の代表として日頃のお礼をしっかりとお伝えできて良かったと喜んでいました。

また、ゼロイン従業員の行動変化にも期待しています。大條は常々、パートナー企業様のことを「顧客価値を最大化する同志」だと語っています。一般的に、商流の上下によって力関係が変わる慣習は少なからず存在しています。

しかし今回の20周年でお客様向けではなくパートナー謝恩会を開催したのは、ゼロインがパートナー企業様を何よりも重視していることの表れです。そうした姿勢をこのイベントを通じて従業員に伝えられたことで、仕事のお願いの仕方や交渉の仕方など現場レベルでのコミュニケーションが、より敬意を持ったやりとりに進化すると思います。

今回のパートナー謝恩会は、“パートナー企業様への感謝”が一番の目的です。しかしパートナー企業のみなさまから非常に多くの期待の声をいただき、結果的にゼロイン従業員が勇気づけられる場になりました。

私自身も会社と会社がビジョンと人を介して関係性を深めたことで、これからがもっと楽しみになりました。今後も定期的にパートナー謝恩会を開催して、より魅力的な”チームゼロイン”を目指していきます。

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筆者:三浦蒔子

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