“らしさ”を再確認するオンライン社内ベント『いい仕事共有会』

オンライン社内ベント『いい仕事共有会』の事例画像

株式会社ゼロインでは、各部門の戦略推進における象徴的なプロジェクトを表出する『いい仕事共有会』をオンライン上で年2回開催しています。ちょっとした工夫をするだけで、配信型のイベントでも自分たちに共通するコアバリューを再確認することができました。

会社情報

社名
株式会社ゼロイン
業種
サービス業(専門コンサル)
対象
従業員
参加人数
150名

仲間の“いい仕事”から、自社のコアバリューを再確認する

平日の18時からYouTubeで生配信される『いい仕事共有会』は、各部門から選出されたプロジェクトをプレゼンテーションにて全社員に共有する社内イベントです。本会では、顧客満足度の高かったプロジェクトや新しい兆しを生んだプロジェクト、社内の業務を効率化させたプロジェクトなど、半年間の中で生まれた“いい仕事”を表出しています。

ゼロインには、総務の業務コンサルやアウトソーシング事業、インターナルブランディング事業、オフィス移転やレイアウト変更をサポートする事業など、部門ごとに事業内容やビジネスモデルが大きく異なっています。そのため、自部門以外の業務やひとが見えづらく、ゼロインとして大切にする“らしさ”が形骸化しがちです。

『いい仕事共有会』では各部門の“いい仕事”の業務上のナレッジにとどまらず、「何を大事にして仕事に向き合ったか」「なぜそこまでやれたのか」といったスタンスまで共有することで、自分たちに共通するコアバリューを再確認することができました。効率化のナレッジシェアでは、ミス・トラブルのないプロジェクトマネジメントの工夫や使用ツールなど、業務内容は違っても共通で参考になる情報があり、学びの多い時間となりました。

オンライン社内イベントにLIVE感を生み、ワクワクを創造する

また本イベントは、リアルの場での参加型ではなく、YouTubeの生配信を視聴するオンラインイベントです。時短勤務やリモートワークなど多様な働き方が進み、一人ひとり働く時間と場所が異なっている中、オンラインでの開催とすることで、これまでリアルイベントだと参加が難しかった方や、育休産休中の社員も視聴できました。

くわえてYouTubeにあるチャット上で誰でも気軽に質問ができます。質問をリアルタイムでMCがひろい、その場で回答するようにしています。MCは役員と現場社員が担当し、2人のかけ合いが親近感とLIVE感を生み、視聴者もその場の空気感を楽しめるシカケとなりました。

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メッセージ浸透のカギは、事前のプレゼンブラッシュアップ

各発表者にはプレゼンコンサルタントがつき、ゼロインが大切にする3つのバリューに沿って第三者目線でストーリーを設計します。まずはコンサルタントが選出された案件について、エントリーシートを基に発表者にヒアリングを行いました。どのような点が“いい仕事”だったのかを丁寧に抽出し、発表者とすり合わせながらメッセージの核を創っていきます。プレゼン用にパワーポイントでページネーションまで一緒に作成し、それに沿って発表者が内容を作成していきます。

ブラッシュアップを重ね、当日の話し方や間の置き方などプレゼンの練習まで伴走。とはいえプロが作り込むよりも、本人らしい自分の言葉で話すことを大事に仕上げています。それにより他部門のひとにも分かりやすく伝わり、発表者も自信をもってイキイキとプレゼンテーションができました。

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担当者の想い

本イベントは完全YouTube配信、つまりオンラインでのイベント開催ですが、収録自体は社内のセミナールームにて行い、現場社員の方にMCや簡単な音響スタッフ、タイムキーパーなどをお願いし、収録をみんなで創り上げる仕立てにしました。事前から現場社員を巻き込むことでイベントの認知度も現場でじわじわ広まり、当日高い視聴率を得られました。スタッフとして参加してくれた社員もとても楽しそうに対応してくれ、収録場所も和み、発表者もリラックスできたと思います。

今後は、『いい仕事共有会』の社内でのブランディングを頑張っていきたいですね。すでに会のロゴも作成しており広報には力を入れているのですが、「私もあの場でプレゼンしたい!」と思ってもらえるよう、会のクオリティを高めていきたいです。

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