ユーザーが集うハイブリッドイベント!『サイボウズ ユーザーフェスティバル』

サイボウズ株式会社は、kintone、サイボウズ Office、Garoon、メールワイズと、4つのグループウェアを開発・販売し、国内外で延べユーザー数1,100万人(2023年2月時点)にサービスを提供しています。

2021年からは自社製品のユーザーを招き、ユーザーの“学びと交流”を生みだすイベント『サイボウズ ユーザーフェスティバル』を開催。2023年は、オンライン開催3日、オフィスを活用したリアル開催1日の計4日にわたって行われ、1,500名を超えるユーザーを集めました。

ゼロインはこの『サイボウズ ユーザーフェスティバル』において、オンライン配信設計、配信機材手配、イベント運営をサポートしました。また、セッションに登壇されるユーザー様と、事前に必要なコミュニケーションを行う窓口業務も担いました。

事務局としてユーザーフェスティバルをつくりあげたサイボウズ株式会社カスタマー本部ファンコミュニティ推進部の後迫孝さんと小林利枝さんに、イベントの狙いやゼロインのサポートについてお聞きしました。

お客様情報

社名
サイボウズ株式会社
業種
情報・通信業
対象
サイボウズ製品ユーザー
参加人数
約1,500人

目的

  • サイボウズ製品ユーザーの“学びと交流”の場づくり
  • リアルイベントを通じたサイボウズ風土の体験

ゼロインのサポート内容

  • オンラインイベント配信設計
  • 配信機材・スタッフ手配
  • オンラインイベント運営
  • 登壇者様との調整・窓口業務

『サイボウズ ユーザーフェスティバル』プロジェクトインタビュー

ゼロイン:お二人が所属されているファンコミュニティ推進部は、どのような部署なのでしょうか。

ファンコミュニティはファンとコミュニティを掛け合わせた造語で、ファンは愛好家や好きなことをやっている“人”、コミュニティは一つのテーマを持ったところに集まる“場所”を意味します。

つまり、「人が集まる場所づくり」を推進するのが、ファンコミュニティ推進部の担う役割です。サイボウズのユーザーであるファンの方、あるいは今後ファンになりたいと思っている方々を対象に、ユーザー同士が支えあい、学びあうような施策に取り組んでいます。

カスタマー本部ファンコミュニティ推進部 後迫孝さんカスタマー本部ファンコミュニティ推進部 後迫孝さん

ゼロイン:今回お手伝いさせていただいた『サイボウズ ユーザーフェスティバル』が、ファンコミュニティ推進部における取り組みの大きな柱の一つだと思うのですが、どのような想いから開催されているイベントなのでしょうか。

『サイボウズ ユーザーフェスティバル』は、ユーザーのための、ユーザーが主役になることを目指しているイベントです。

“学びと交流”が盛りだくさんの4日間『サイボウズ ユーザーフェスティバル』“学びと交流”が盛りだくさんの4日間『サイボウズ ユーザーフェスティバル』

サイボウズのユーザーさんは、製品への愛着はもちろん、サイボウズという会社に好意的な感情を寄せてくださっている方が多数いらっしゃいます。そうしたサイボウズファンのみなさまが一堂に集い、ユーザー同士で支えあい、学びあう場をつくりたいという想いで企画しています。

このユーザー同士の“学びと交流”がポイントで、サイボウズから発信するだけではなく、ユーザーさんにご登壇いただいてご自身の経験やノウハウをシェアするセッションが多く設けられていることが特長です。

カスタマー本部ファンコミュニティ推進部 小林利枝さんカスタマー本部ファンコミュニティ推進部 小林利枝さん

ゼロイン:ユーザーイベントでは、ホストがユーザーの方を「おもてなし」するようなイベントも多いと思います。サイボウズさんのユーザーフェスティバルでは、ユーザーさん同士が積極的に情報交換を行うという形式で、ユーザーさんはお客様ではなく主役ということですよね。

製品の使い方セミナー、ユーザー事例紹介など、私たちが制作した情報でプログラムを完結させることもできます。しかし、ユーザーの立場になって、必要で有益な情報を話すことができるのはユーザーさんだと考えています。

実際、ユーザーアンケートを拝見してみると、「導入事例を知りたい」「活用方法を知りたい」「社内に浸透させた話を聞きたい」という声が挙がります。こうしたテーマは、“お隣さん”のユーザーが取り組むリアルな話を求められていて、残念ながらサイボウズですべてを話すことはできません。

具体的なエピソードやノウハウはユーザーさんがお持ちなため、ユーザーさんを巻き込んでお話しいただくようにしています。

セッションによっては、製品ユーザーの方々が登壇してノウハウを共有セッションによっては、製品ユーザーの方々が登壇してノウハウを共有

ゼロイン:イベント当日は、ユーザー同士だからこそ分かり合えるような共感エピソードや活用のコツを話されている方々がいて、こうやってファンの輪が広がっていくのだと興味深く見ていました。今年はどのようなコンセプトでセッションを企画・構成されたのでしょうか。

今回は、「ユーザー事例」「活用方法」「社内浸透方法」の3テーマに振り切った構成が特長です。ユーザーさんとコミュニケーションを重ねる中で、これらについて具体的に知りたいという声が非常に多く寄せられました。そこで、製品ごとに3テーマを網羅するセッションを準備しています。

ゼロイン:今回は3日間のオンライン配信と、最終日にサイボウズオフィスを使用したリアル開催で、計4日間の大規模なイベントでした。プロジェクトはどのように進められたのでしょうか。

事務局は6~7名、さらに社内のさまざまな部署から協力をもらいましたので、社内だけでも30名近くがプロジェクトに参加していたと思います。また、今回は26名ものユーザーさんにご登壇いただきました。その裏側でサポートいただいたユーザーさんを含めると、全体で50~60名が関わったのではないでしょうか。

12月頃から次年度のイベントについて検討が始まりますので、8か月から9か月ほど議論を積み重ねてつくりあげていきました。

ゼロイン:4日目にサイボウズさんのオフィスで実施したリアルイベントは初めての試みでした。オフラインでの交流企画には、どのようなこだわりがありましたか。

せっかくオフィスにお越しいただくので、リアルだからこそ体験できることを意識して、ユーザーさん同士のつながりやサイボウズ社員とのつながりなど、多様な“つながり”が生まれることを大切にしていました。

4日目は各地のサイボウズオフィスを利用してユーザー交流会をリアル開催4日目は各地のサイボウズオフィスを利用してユーザー交流会をリアル開催

ありがたいことに、「ユーザーフェスティバルを盛りあげたい」という想いを持ったユーザーさんがいらっしゃるので、そうした方々に企画から入っていただき、巻き込みながら一緒につくりあげています。

運営が「交流してください」と促すというよりは、ユーザーさん同士の自発的なコミュニケーションが生まれると良いなと考えているので、そのための“きっかけ”をどのようにつくるかがポイントだったと思います。

ゼロイン:実際に参加されたユーザーさんからは、どのような反響がありましたか。

「学び」と「交流」という2つの軸がありましたが、学びの方はこれまで同様に高い満足度をいただきました。オンライン配信に加えてアーカイブ配信にも対応しているので、「全国から一緒に学べる」「いつでも視聴できる」ことへの満足度が高かったです。

特に、アーカイブ映像はイベント後の早いタイミングでご案内できたことが良かったですよね。3日間すべてのセッションを参加できる方はなかなかいらっしゃらないので、学びたい意欲が高いうちにアーカイブ映像を共有でき、いまも見られますので、効果的な学びのシェアができているのかなと思います。

リアルタイムで見られない方向けに、アーカイブ動画を公開リアルタイムで見られない方向けに、アーカイブ動画を公開

一方で、前半の3日間を「学び」に振り切った結果、ワクワク感が不足してしまったのではないか、という反省もあります。もともと3日間を学び、4日目を交流にしようと分けていたのですが、より良いバランス調整は次回開催に向けた改善点かもしれません。

ゼロイン:「交流」の観点では、反響はいかがでしたか。

アンケートでは、「リアル開催はやはり良いですね」「交流で新しい気づきが得られました」「みなさんと同じ悩みを共有できました」など、つながりによって気づきや発見を得られた方が多かったようです。

あとは、みなさんオフィス訪問を楽しみにされていたのか、オフィス見学ツアーの満足度100%という評価をいただけたことには驚きました。昨年オフィスをリニューアルしてオフィスツアーを計画していたのですが延期になり、「ようやく来られた」という方々が多かったのかもしれませんね。

ゼロイン:サイボウズさんとお仕事をしていると、周囲を巻き込みながら、楽しみながらプロジェクトに取り組む文化があるように感じています。そうした中で、今回のユーザーフェスティバルの開催に際して、ゼロインにお声がけいただいた背景や、期待いただいたことは何だったのでしょうか。

やはりワクワクすることの思考や企画に注力したいという思いが前提にはありました。特に、今回は計4日のハイブリッド形式での開催で、オンライン配信について多くの不安要素を抱えていました。テレビやYoutubeに慣れているユーザーさんも多いので、企業イベントであっても妥協せずに、高品質なコンテンツをお届けしたいと考えていました。

この配信と品質はゼロインさんに期待をしてお願いしましたし、結果、運営やサポートには非常に満足しています。

ほかにも、今回はユーザーさんにご登壇いただくセッションが多く、セッションごとにユーザーさんとの事前すり合わせが必要でしたが、窓口をゼロインさんにも担っていただき、プロジェクトを円滑に進めていただいた点も助かりました。

プロジェクトを担当したゼロイン清水と内藤でインタビュープロジェクトを担当したゼロイン清水と内藤でインタビュー

ゼロイン:一緒にプロジェクトに取り組んで、ゼロインにはどのような印象をお持ちでしょうか。

最初にお会いして会話をしているときに、私たちと同じ土俵に立って考えてくれているなと、これから一緒にプロジェクトを進めることにワクワクしたことを覚えています。

定期的な打ち合わせの場でも、みなさん積極的にアイデアを出していただいて、「こういうことで悩んでいます」とお伝えすると、その場で「こんな形式はどうでしょう」とパッとすぐに提案いただけたり、翌週の定例会に「こんなことを考えてきました」と持ち込んでいただいたりしました。助かった点でもありますし、イベントを一緒につくっている感じがあり、心強かったです。

ゼロイン:次回も引き続きお手伝いできればと思いますが、ゼロインへの期待・要望をお教えいただけますか。

配信環境や品質は今回通りのものを期待しつつ、ゼロインさんがユーザーさんとサイボウズを完全に取り仕切っていただいて、プロジェクトマネジメントをすっかりお任せできると嬉しいですね。

私たちは、コンテンツやユーザーさんとの企画を考えることに完全に振り切って注力することで、イベントにおけるサイボウズらしさをより一層高めたいと考えています。そのために、全体のスケジュール管理や流れ、各所とのやり取りまで、完全にお任せできることを期待しています。

ゼロイン:最後に、今後のユーザーフェスティバルで実現したい構想を教えてください。

今までにない企画ですが、出店をやってみたいと考えています。ユーザーフェスティバルにせっかく多くのユーザーさんがいらっしゃるので、ユーザーさんがブースを出してもおもしろいのではと思います。そうすると、今以上に「ユーザーが主役」になるイベントになります。

あとは、外で開催できてもおもしろいですよね。毎年、夏の時期に実施しているので、音楽フェスにかけて屋外でフェスっぽさが出せたらな、なんてことも妄想しています。

『サイボウズ ユーザーフェスティバル』について

『サイボウズ ユーザーフェスティバル』の企画背景や想い、実施後の振り返りをnoteでまとめています。取り組みについてご興味がある方はぜひご覧ください。

ユーザーの活用度や共感度をあげる「サイボウズ ユーザーフェスティバル 2023」の試み

参加者1500超えのユーザーイベントで見えた世界 〜サイボウズユーザー フェスティバル 2023 振り返り〜

この記事の著者

中島 浩太

株式会社ゼロイン
2008年、株式会社ゼロインに新卒入社。インナーブランディング・社内コミュニケーション施策をプロデュースするコミュニケーションデザイン事業、ゼロインの管理部門、新卒採用担当、新規事業を経て、現在はコーポレートブランディング室において広報(社内広報・社外広報/PR)とマーケティングを担当。
インターナルブランディングの魅力的な取り組みを紹介するウェブメディアCAPPYの編集長として、さまざまな企業における企業文化づくりや組織活性化の取り組みを取材。

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