企業の周年記念動画、事例41選!目的や活用方法を解説

企業の周年記念動画、事例41選!目的や活用方法を解説

企業の周年記念動画とは、設立や創業記念日、または重要な節目で制作されるビデオコンテンツです。企業が制作する周年記念動画にはどのような目的や特徴があるのでしょうか。

この目的や特徴を正しく理解するには、企業の周年記念でコミュニケーションの対象となるステークホルダーや、よく実施される企画や施策から俯瞰して捉える必要があります。

そこで、企業の周年記念を多数プロデュースするゼロインが、世の中の事例41選とともに企業の周年記念動画を徹底解説します。

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目次

企業の周年記念とは企業の周年記念の基本的な考え方周年記念でコミュニケーションの対象となるステークホルダー社員社員の家族やパートナー顧客(既存顧客、潜在顧客)ユーザー(消費者)協力企業・パートナー企業地域社会(住民、自治体、地元企業、団体)企業の周年記念でよく実施される企画や施策の例理念・ブランド策定イベント映像ウェブサイト紙メディア周年記念品・ノベルティプロモーション・キャンペーン企業の周年記念でおすすめの周年動画とは企業の周年記念動画の定義企業の周年記念動画の歴史と背景企業が周年記念動画を制作する目的ステークホルダーに対する感謝の伝達歴史の振り返りと価値の再認識未来・ビジョンや目標の共有ブランドリニューアルと新たな挑戦エンゲージメントの向上周年記念動画の特性感情に訴える力長期的なアーカイブとしての価値柔軟なコンテンツ展開動画の拡散性企業の周年記念動画の活用方法イベントでの活用SNSでのシェアウェブサイトへの掲載企業の周年記念で制作された動画の事例dely5周年記念特別ムービーエイチーム設立20周年 スペシャルムービーChange the Mindset【ハウセット創立20周年記念動画】ヴィサージュクリエーション30周年記念動画2020〜100年企業を目指します〜2022年 創業40周年 記念ムービー【レストラン/ホテル/ブライダル】BabyGoose40周年記念動画~世界に1人のあなたへ 世界に1つの贈物~イワサキ経営グループ創立40周年記念オフィシャルムービー"THE IWASAKI PEOPLE"BMW Japan設立40周年記念動画創業40周年記念ムービー設立40周年記念ムービー創立50周年記念動画ヤマタグループ創業50周年記念動画【創立50周年記念動画】 50年の歩み【創立50周年記念動画】未来へ50周年記念ブランドムービー50周年式典オープニング -まつみかけん-アパグループ創業50周年記念ムービー60周年記念ムービー60周年オープニングムービー60周年記念ムービー「TD SYNNEX 60th Anniversary Movie」HondaCars三重創立60周年記念ムービー【60周年記念動画】北研はおかげさまで60周年を迎えました70周年記念 事業PR動画70周年記念動画75周年記念ムービー80周年記念映像【創業90周年】History/short編FUSO | 三菱ふそう90周年記念動画90周年記念ブランディング・ムービー90周年記念動画100年記念動画「3つの扉」創業100周年コンセプトムービー 受け継ぐこと、変えること100周年記念特別動画100年のあゆみ、そしてこれからも皆様と共に「共存共栄」//100周年ヒストリームービー創立100周年記念movie創業100周年 ブランドムービー100周年記念動画|つないだ情熱を次の100年へ創立100周年記念動画創業100周年記念ムービー100周年記念動画「そこに、スパイス&ハーブ」160周年ムービー その仕事が、誰かの未来になる。創業の精神篇企業の周年記念動画制作における注意点メッセージの一貫性ターゲットオーディエンスの明確化予算とスケジュールの管理プロフェッショナルな映像制作チームの選定会社の周年記念動画のまとめ

企業の周年記念とは

企業の周年記念の基本的な考え方

企業の周年記念は、創業・設立から5年ごと、10年ごとに行われる会社の取り組みです。(※企業によっては創業・設立記念日を毎年祝う場合もありますし、3年や7年といった企業独自の周期で祝う場合もあります)

周年記念は、企業にとって節目のタイミングであり、特別な「ハレ」の場です。こうした節目の機会は、日常のビジネス活動と比較したときに、「過去を振り返る」ことや「未来に目を向ける」こと、「普段お世話になっている方々へのかしこまった挨拶」や「普段はなかなかできない未来への約束」ができる、絶好のコミュニケーション機会です。

周年記念には、その文脈が持つ特別感やお祝い感があります。このハレの空気感を利用して日常から離れることで、自社らしさの再認識やコーポレートブランドの見直し、ビジョン・ミッションの共有、ステークホルダーとのエンゲージメント向上に取り組めることが最大の特長です。「周年だから」を枕詞に、社内外のステークホルダーとのコミュニケーションを自然に行うことができ、周囲を巻き込んだアクションを起こしやすくなります。

社員や顧客を含めたステークホルダーと、自社が掲げるビジョンや価値観を共有してエンゲージメントをより強固にすることは、次の5年、次の10年に向けた、さらなる企業成長・事業成長につながる原動力となります。

関連ブログ:周年事業・周年イベントの進め方!会社の周年記念の基本を解説

 

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周年記念でコミュニケーションの対象となるステークホルダー

企業の周年記念は、多様なステークホルダーを対象に実施されます。

  • 社員
  • 社員の家族やパートナー
  • 顧客(既存顧客、潜在顧客)
  • ユーザー(消費者)
  • 協力企業・パートナー企業
  • サプライヤー
  • 株主
  • 地域社会(住民、自治体、地元企業、団体)
  • 業界関係者

ゼロインが企業の周年記念をお手伝いする中でコミュニケーション対象となる主なステークホルダーは、「社員」「社員の家族やパートナー」「顧客(既存顧客、潜在顧客)」「ユーザー(消費者)」「協力企業・パートナー企業」「地域社会(住民、自治体、地元企業、団体)」が挙げられます。それぞれの対象で実施される施策例について簡単に紹介します。

社員

周年記念でもっとも重視されるのは社員で、周年イベントを通じてコミュニケーションが行われる傾向にあります。社員が対象の周年イベントは、「第一部 周年式典」と「第二部 懇親会」の二部構成がオーソドックスな形式です。コンテンツには、経営者によるトップメッセージ、経営者や社歴の長い社員によるトークセッション、歴史映像・ビジョン映像やお客様インタビュー映像、社員同士のワークショップなどがよく用いられます。

社員の家族やパートナー

社員の家族やパートナーも重要なステークホルダーです。社員にとって、いまの会社で働くことを家族・パートナーから応援・称賛されることは、長く働き続ける動機の一つになります。パーティーや運動会などのファミリーデー形式(ファミリーイベント)や、感謝を伝える映像や手紙、自宅に届く周年ノベルティ、ビジョンブックなどを活用して、会社からのメッセージを伝えることができます。

顧客(既存顧客、潜在顧客)

BtoBビジネスを展開しているのであれば、お客様となる取引先企業の経営者や担当者を招いておもてなしをする感謝のパーティーや、業界の第一人者や研究者を招いたシンポジウムを開催するケースもあります。日頃のご愛顧への感謝や、今後の展望や世界観などのビジョンを通じて自社ブランドを共有し、エンゲージメント向上やさらなるファン化を目指します。

ユーザー(消費者)

BtoCビジネスであれば、ファン感謝祭のようなイベントや周年限定モデルの発売などのキャンペーンで周年を盛りあげることがあります。また、周年記念サイトを公開して、ブランドの歩みを時系列で整理する施策も人気です。昨今では、サービス・商品を購入する基準の一つに、社会課題に対する企業の姿勢や活動が挙がるため、単にサービス・プロダクトを売るだけでなく、ストーリーを交えたブランディングも効果的です。

協力企業・パートナー企業

多くの企業では、社外のビジネスパートナー企業の協力がなければ事業活動を維持できません。そこで、ビジョンの実現に向かって同じバスに乗る仲間として、日頃自社を支えてくれているビジネスパートナーにもしっかりと感謝を伝え、今後も変わらない支援をお願いする機会を設ける会社もあります。経営者や担当者を招いておもてなしをする感謝のパーティーを開催し、自社が「何を目指すのか(Where)」や「なぜやるのか(Why)」を伝えることで、困難をともに乗り越えていくパートナーとしてのエンゲージメント向上を狙います。

地域社会(住民、自治体、地元企業、団体)

少し特殊な形ですが、地域で長い歴史を持つ地場に根づいた企業や、その地域の消費者によって成り立っている企業では、地域・社会への貢献意欲が高く、開かれた周年事業・周年イベントを実施する企業もあります。その場合は、社屋や外部イベント会場を利用して、お祭りやスポーツ大会のようなイベントを行うケースや、その会社の商品を体験したり学べたりする体験型の展示イベントを行うケースなどがあります。

企業の周年記念でよく実施される企画や施策の例

企業が周年記念を社内外に発信する施策は豊富にあり、目的や対象に応じて組み合わせたりカスタマイズしたりしながらプロジェクトを設計できます。どのような施策があるのか、施策や企画・アイデアを紹介します。

理念・ブランド策定

  • ブランドプロジェクト
  • 理念策定・リニューアル
  • 組織サーベイ
  • コーポレートロゴリニューアル

イベント

  • 周年式典・パーティー
  • 社外向け周年パーティー・感謝の集い
  • ファミリーイベント(ファミリーデー)
  • アワード・コンテスト
  • 表彰式
  • シンポジウム・講演会
  • パネルディスカッション・トークセッション
  • ビジョンミーティング
  • ナレッジシェア・プレゼンテーション
  • 若手座談会・経営者車座
  • 社内対抗懇親企画

映像

  • 歴史映像
  • ビジョン映像
  • 経営者メッセージ
  • 顧客インタビュー
  • 商品PR動画
  • キャンペーン動画

ウェブサイト

  • 周年記念サイト(別ドメイン)
  • 周年特設ページ
  • 年表コンテンツ
  • インタビューコンテンツ

紙メディア

  • 社史・周年誌
  • 社内報(周年特別号)
  • パンフレット
  • 表彰冊子

周年記念品・ノベルティ

  • 周年記念ロゴ
  • 会社備品(名刺/封筒)
  • ノベルティ(ネックストラップ/ドリンク/お菓子など)
  • 衣類(パーカー/Tシャツ)
  • ステッカー

プロモーション・キャンペーン

  • 周年広告(新聞広告/テレビCM/駅広告/屋外広告)
  • 展示会
  • 特別グッズ・キャンペーン
  • 参加型コンテスト・表彰式
  • パッケージリニューアル

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企業の周年記念でおすすめの周年動画とは

企業の周年記念動画の定義

企業の周年記念動画とは、設立や創業記念日、または重要な節目を迎える際に制作されるビデオコンテンツです。通常、5周年や10周年などの節目に合わせて制作されますが、特に意義深い年には一層力を入れて制作されます。

周年記念動画は、企業の歴史や成長の歩み、現在の企業の位置づけ、提供する価値などを伝える内容が含まれます。さらに、企業のビジョンやミッション、将来的な展望や目標も描かれ、視聴者に企業の過去から未来へのストーリーを伝えます。

周年記念動画の役割は、ブランド認知の向上が一つです。企業の歴史や成功を視覚的に伝えることで、視聴者に強い印象を与え、ブランドの信頼性や魅力を高めます。また、企業のビジョンやミッションを明確にすることで、ブランドイメージを強化も狙います。

社員の士気向上も重要な役割です。企業の成長や成功を共有することで、社員は自社への誇りや一体感を感じ、モチベーションが向上します。また、顧客との絆を深めることも重要です。企業が顧客との長年の関係を大切にしていることを伝え、信頼感や親近感を醸成します。

ビジネスパートナーや投資家に対しても効果的で、企業の成長ストーリーや未来へのビジョンを伝えることで、新たなビジネスチャンスや投資を引き寄せる手助けとなります。

総じて、企業の周年記念動画は、内外に対して強いメッセージを発信する重要な手段であり、クリエイティブな発想と戦略的な計画が求められることが特徴です。

企業の周年記念動画の歴史と背景

周年記念動画の積極的な活用の歴史は比較的新しく、過去の周年では何ページにもわたって歴史を編纂した社史や周年記念誌が一般的でした。しかし、デジタル技術の進化や撮影・編集ツールの普及によって動画は劇的に一般化され、周年記念や企業イベントにおいて積極的に活用されるようになりました。

動画の強みは、その視覚的なインパクトと感情に訴える力です。写真や文章だけでは伝え切れない企業の雰囲気や価値観を、映像と音を通じてよりリアルに伝えることができます。また、日常的に会うことができない顧客やユーザーの声を届けたり、実際に存在しない未来を描いたりすることもできます。

SNSやYouTubeといったプラットフォームの登場も周年映像の活用に拍車をかけており、動画はさまざまなステークホルダーにリーチできる強力なツールとなりました。結果、社員だけでなく、取引先や顧客、さらに潜在的な顧客にも向けて発信され、企業のブランドイメージ強化や、新たなビジネスチャンス創出につなげることも可能になります。

まとめると、企業の周年記念動画は、企業の歴史やビジョンを効果的に伝える手段として重要な役割を果たすことができる手法です。そして、デジタル時代において、その価値はますます高まっており、今後も多くの企業がこの手法を活用することが予測されます。

企業が周年記念動画を制作する目的

企業はどのような目的で周年記念動画を制作するのでしょうか。当然、目的は多岐にわたり、企業によってさまざまですが、大きな方向性として以下の5つが挙げられます。順番に解説します。

ステークホルダーに対する感謝の伝達

周年記念動画の制作において最も重要な目的の一つは、ステークホルダーに対して感謝の意を伝えることです。ステークホルダーには、従業員、顧客、協力会社、株主、地域社会などが含まれます。企業が今日まで成長し続けてこれたのは、これらのステークホルダーの支えがあってこそです。そのため、周年記念の機会に改めて感謝の意を示すことは、企業にとって非常に意義深いものとなります。

感謝の伝達を目的とした動画は、ステークホルダー一人ひとりに対する感謝のメッセージを具体的に伝えることが求められます。たとえば、従業員に対しては彼らの努力や貢献を称えるメッセージを、顧客に対しては長年の支持と信頼に対する感謝を表現します。また、協力会社には共に成長してきたパートナーシップへの感謝を、地域社会には地元のサポートと共生への感謝を伝えます。こうした動画を制作することで、ステークホルダーとの絆を深め、さらなる信頼関係を築くことができます。

さらに、感謝の意を動画という形で伝えることにより、視覚的かつ感情的なインパクトを与えることができます。これは、ステークホルダーに対して企業の誠意を強く伝える手段となり、彼らのエンゲージメントを高める効果が期待できます。結果として、企業全体の結束力が強化され、ブランドロイヤルティの向上にも繋がります。

  • 社員:企業の成長に対する感謝と、社員一人ひとりの貢献を称える。
  • 顧客:継続的な取り引きと支持に対する感謝。
  • パートナー企業:これまでの協力と、共に成長してきた関係への感謝。
  • 株主:投資と信頼への感謝。
  • 地域社会:地元支援と共存への感謝。
  • 業界関係者:業界全体の発展に貢献してきた協力への感謝。

歴史の振り返りと価値の再認識

企業の歴史を振り返り、その価値を再認識することも周年記念動画制作の重要な目的の一つです。企業の創業時のエピソードや成長の過程、重要な転換点などを動画で紹介することで、企業がどのようにして現在の地位を築いてきたのかを視覚的に伝えることができます。

歴史を振り返る際には、単なる出来事の羅列に終わらせず、企業にとって重要なエポックメイキングな出来事や挑戦、成功のエピソードを強調することが重要です。たとえば、新しい市場への進出や画期的な製品の開発、困難な時期を乗り越えた経験などを取り上げることで、企業の強みや価値観を視聴者に伝えることができます。

また、このプロセスを通じて、現在の従業員に企業の歴史や文化を共有することができ、新たな価値観の共有と組織の一体感を高めることができます。特に、社歴の浅い従業員にとっては、企業の背景や伝統を理解することが、会社への帰属意識を強め、モチベーションの向上に繋がります。

  • 社員:企業の成り立ちや重要な出来事を共有し、企業文化を浸透させる。
  • 顧客:企業の歴史とその信頼性を強調する。
  • パートナー企業:共同の歴史を振り返り、絆を深める。
  • 株主:投資の価値を再認識いただく。
  • 地域社会:地域との共生の歴史を強調する。
  • 業界関係者:業界内での企業の役割と貢献を伝える。

未来・ビジョンや目標の共有

周年記念動画は、企業理念や未来に向けたビジョン・目標を共有する絶好の機会です。動画を通じて、企業が今後どのような方向に進みたいのか、どのような目標を掲げているのかを明確に示すことで、従業員やステークホルダーの理解と共感を得ることができます。

未来・ビジョンを共有することは、企業の成長戦略を具体的に示すだけでなく、従業員一人ひとりが自分の役割と企業の目標をリンクさせるためにも重要です。たとえば、次の5年、10年で達成したい具体的な目標や、中期経営計画と連動したビジョンを動画で紹介することで、視聴者に対して企業の未来に対する期待感を醸成します。

さらに、ビジョンや目標の共有は、企業全体の方向性が一致し、従業員のモチベーションを高めることができます。特に、動画内で経営層が直接語りかけることで、経営陣の思いや考えを従業員に伝えやすくなり、全員が一体となって目標に向かって進むことができるようになります。

  • 社員:今後の目標やビジョンを共有し、社員のモチベーションを高める。
  • 顧客:未来への展望を示し、顧客の信頼や期待を深める。
  • パートナー企業:共に目指したくなるようなビジョンを定め、共有する。
  • 株主:長期的な成長戦略や蓋然性を示し、投資意欲を高める。
  • 地域社会:地域への貢献計画を共有する。
  • 業界関係者:業界の未来に対するビジョンを共有する。

ブランドリニューアルと新たな挑戦

周年記念は、企業のブランドをリニューアルし、新たな挑戦に踏み出す絶好のタイミングでもあります。変化の激しい現代において、企業は柔軟に変化し続けることが求められます。そのため、周年記念動画を通じて新しいブランドイメージや企業理念を打ち出すことは、企業の進化と適応を示す重要なステップとなります。

ブランドリニューアルの過程では、企業の過去の実績を尊重しつつ、未来に向けた新たなビジョンや価値を強調します。たとえば、これまでの成功を土台にしながら、新たな市場や技術に挑戦する意気込みを示すことで、従業員やステークホルダーに対して企業の成長意欲を伝えます。

特に、ブランドリニューアルに際しては、従業員の主体性を重視することが重要です。従業員主体でのブランドプロジェクトを進めることで、現場の声を反映した実践的なブランド戦略を構築しやすくなります。さらに、従業員全員がブランドの再定義に積極的に関わることで、強い当事者意識と共感が生まれます。

  • 社員:新ブランドやビジョンを共創し、会社・事業への参画を促す。
  • 顧客:リブランディングを通じて、新たな価値創出を実現する。
  • パートナー企業:新たなブランドにもとづいて、協力関係を強化する。
  • 株主:新しいブランド戦略による、企業成長への期待感を醸成する。
  • 地域社会:地域への新たな貢献方法を示す。
  • 業界関係者:新しいブランドの価値を業界内で認識させる。

エンゲージメントの向上

周年記念動画は、社員やステークホルダーのエンゲージメントを高めるための強力なツールです。エンゲージメント向上のためには、動画を通じて企業のビジョンやミッション、価値観を明確に伝え、共感を呼び起こすことが重要です。

社員に対しては、企業の歴史や未来のビジョン、企業の”らしさ”を共有することで、仕事へのモチベーションを高めるとともに、組織全体の一体感を醸成します。特に、企業の成長過程や成功のエピソードを動画で紹介することで、社員一人ひとりが自分の役割と企業の目標をリンクさせることができます。これにより、社員は自身の貢献を実感し、企業に対する誇りと帰属意識が高まります。

顧客やパートナー企業に対しては、企業の成長とビジョンを伝えることで、長期的な信頼関係を構築することができます。顧客は企業の進化と共に歩むことに共感し、ブランドロイヤルティが向上します。また、パートナー企業との協力関係も強化され、共創・協働による相互成長が期待されます。

周年記念動画は、企業とステークホルダーとのコミュニケーションを深化させ、エンゲージメントを向上させるための重要な手段です。適切な制作・活用は、企業全体の活力を引き出し、持続的な成長を促進します。

  • 社員:企業の価値観やミッションをあらためて伝え、共感を生み出す。
  • 顧客:自社への信頼や期待を深め、ブランドロイヤルティを高める。
  • パートナー企業:感謝と未来の伝達により、さらなる長期的な協力関係を築く。
  • 株主:目先の業績にとらわれない、長期投資家になってもらう。
  • 地域社会:地域との絆を強化し、ともに地域を盛りあげる関係になる。
  • 業界関係者:業界全体の協力体制を強化し、ともに業界・市場を盛りあげる。

関連ブログ:従業員エンゲージメントとは?向上施策や事例を解説

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周年記念動画の特性

周年記念ではさまざまな施策の実施が検討されますが、どのような施策・手法を選ぶかで悩まれる企業も多いものです。ここでは、周年記念動画が持つ動画ならではの特性を紹介します。

感情に訴える力

動画は視覚と聴覚を通じて情報を伝えるため、文字や画像だけでは伝えきれない感情や雰囲気を効果的に伝えることができます。周年記念動画では、企業の歴史や成功の軌跡をストーリー仕立てで感動的に描写することで、視聴者に強い印象を与えることができます。動画の中での抑揚をコントロールしやすいので、注目ポイントや盛りあがりポイントを意図的に設定することもできます。感情に訴える力がある動画は、視聴者の記憶に残りやすく、企業に対する好感度を高める効果を期待できます。

長期的なアーカイブとしての価値

動画は、周年記念を迎えた瞬間の情報を映像として残すことができるため、企業の歴史の一部として後世に残すことができます。これは、将来的に企業の歴史を振り返る際に貴重な資料となり、企業のアイデンティティを再確認するための手段にもなります。そうした映像がアーカイブとして蓄積されていくことで、過去の動画を比較でき、企業の成長や変遷を視覚的にも確認できるようになります。

柔軟なコンテンツ展開

動画は、長さや表現、形式を柔軟に調整できます。そのため、さまざまなプラットフォームで活用することができます。たとえば、長尺のドキュメンタリースタイルの動画を公式サイトに掲載し、短尺のハイライト動画をSNSでシェアすることで、多様な視聴者層にアプローチできます。また、インタラクティブな要素を取り入れることで、視聴者のエンゲージメントをさらに高めることも可能です。

動画の拡散性

動画コンテンツは、SNSプラットフォームでシェアされやすく、バイラル効果を生む可能性があります。視覚的に魅力的で感動的な周年記念動画は、視聴者に強い印象を与えるので、シェア・拡散を狙った構成で制作されることも多いものです。動画はYouTube、Vimeo、TikTokなどの動画共有サイトでも広く展開できます。これらのプラットフォームは、プラットフォーム自体が多数のユーザーを抱えており、視覚的なコンテンツを好むユーザーにリーチするのに最適です。

企業の周年記念動画の活用方法

企業の周年記念動画は、さまざまな場面での活用が可能です。効果的に活用することで、企業のブランド力を高め、関係者とのコミュニケーションを強化することができます。具体的な活用方法をいくつか紹介します。

イベントでの活用

周年記念動画は、イベントでの活用が特に効果的です。たとえば、設立記念パーティーや周年式典といった特別な社内イベントの場で上映することにより、社内全体に企業の歴史や成長の軌跡を共有し、企業理解を深め、エンゲージメントを高めることができます。また、周年関連のイベント当日以外にも、新入社員向けのオリエンテーションなどで、新しいメンバーに文化や価値観を伝えることもできます。

社外を対象にしたイベントでも、これまでの感謝や共に実現したい未来をメッセージにすることで、社外ステークホルダーとの関係強化に活用することができます。

SNSでのシェア

SNSでのシェアは、周年記念動画を通じて企業の価値観やブランドを広く伝えるのに効果的な方法です。Facebook、X(Twitter)、Instagram、TikTokは、周年記念動画を通じて企業の価値観やブランドを広く伝えるのに効果的な方法です。こうしたソーシャルメディアプラットフォームを活用した動画の公開・拡散は、既存の取引先に限定されない、多くの人々にリーチすることができます。SNSを活用してエンゲージメントを高めたい場合は、拡散力のあるタレントやインフルエンサーのキャスティング、視聴者にコメントやシェアを促す呼びかけも効果的です。

ウェブサイトへの掲載

公式ウェブサイトへの周年記念動画の掲載も有効です。企業によっては、周年記念に特化した周年記念サイトを制作する場合もあります。ページの目立つ箇所に動画を埋め込むことで、訪問者に対して企業の歴史や価値を効果的に伝えることができます。動画の視聴は、訪問者が企業に対してより深い理解と信頼感を持つようになる、大きなきっかけの一つです。動画を活用したウェブサイトは、視覚的にも魅力的で、訪問者のエンゲージメントを高めるための強力なツールとなるでしょう。

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企業の周年記念で制作された動画の事例

それでは、各企業ではどのような周年記念動画を制作しているのでしょうか。具体的な制作事例について、YouTubeで公開されている周年記念動画をリストアップして、映像サマリーとともにまとめています。

※こちらで紹介する周年記念動画は、企業の公式YouTubeアカウントで公開されている動画リンクを集めたものであり、株式会社ゼロインの制作事例ではありません。

dely5周年記念特別ムービー

  • 会社名|dely株式会社
  • 周年時期|設立5周年
  • 動画タイトル|dely5周年記念特別ムービー
  • 動画時間|5:58
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写
  • 内容|インタビュー / 未来

【動画概要】
冒頭では、社長インタビューにより創業の経緯や会社設立時の強い想いを伝えている。直前にTRILL株式会社を連結子会社化しており、それぞれの会社の社員が、どのような想いで仕事をしているのか、これからどのような会社・組織を作っていきたいのか、力強い表情でメッセージ性高く語っている。

エイチーム設立20周年 スペシャルムービー

  • 会社名|株式会社エイチーム
  • 周年時期|設立20周年
  • 動画タイトル|エイチーム設立20周年 スペシャルムービー
  • 動画時間|5:21
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / アニメ / テキスト /ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念 / 歴史

【動画概要】
なぜ会社が20年間続いてきたのかをテーマに、エイチームが大切にしている価値観や文化を伝えている。共通の価値観や夢を持つ社員を「Ateam People」と呼び、どんな仕組みや働きかけがあるのかをアニメーションを活用して紹介している。最後には新たな100年への挑戦を誓っている。

Change the Mindset【ハウセット創立20周年記念動画】

  • 会社名|株式会社ハウセット
  • 周年時期|創立20周年
  • 動画タイトル|Change the Mindset【ハウセット創立20周年記念動画】
  • 動画時間|5:36
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 理念

【動画概要】
多様な職種の社員にインタビューを行い、「Change the Mindset(意識を変えよう)」というコンセプトについて伝えている。真面目なインタビューだけでなく、撮影前後のオフショットを交えることでフランクな雰囲気も出している。代表取締役へのインタビューでも社員に日々語っている内容をあらためて伝えており、会社として何を大事にしているかを一貫性を持ってメッセージしている。

ヴィサージュクリエーション30周年記念動画2020〜100年企業を目指します〜

  • 会社名|株式会社ヴィサージュクリエーション
  • 周年時期|設立30周年
  • 動画タイトル|ヴィサージュクリエーション30周年記念動画2020〜100年企業を目指します〜
  • 動画時間|7:54
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写 / 写真
  • 内容|インタビュー / 感謝 / 歴史

【動画概要】
社長が過去を思い出す回想シーンのようにして、写真を数多く用いながら30年の歴史を紹介。社名の由来である「顔」にフォーカスし、社員みなさまの顔が出てくるシーンが印象的。後半には設立時の想いと、今後どんなグループにしていくかを社長のインタビューで伝えている。

2022年 創業40周年 記念ムービー【レストラン/ホテル/ブライダル】

  • 会社名|株式会社ひらまつ
  • 周年時期|創業40周年
  • 動画タイトル|2022年 創業40周年 記念ムービー【レストラン/ホテル/ブライダル】
  • 動画時間|1:03
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス

【動画概要】
ナレーションはなく、プロフェッショナルさを感じさせる現場風景を繋ぎ合わせることで臨場感のある映像の仕立て。価値創造の裏側にある、社員の日々の業務をスタイリッシュに映像化している。

BabyGoose40周年記念動画~世界に1人のあなたへ 世界に1つの贈物~

  • 会社名|株式会社デジサーチアンドアドバタイジング 白金台のベビー服専門店BabyGoose
  • 周年時期|創業40周年
  • 動画タイトル|BabyGoose40周年記念動画~世界に1人のあなたへ 世界に1つの贈物~
  • 動画時間|2:39
  • 登場人物|社員顧客
  • 映像形式|実写 / テキスト
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 製品・サービス

【動画概要】
商品やサービスを利用した顧客の声と、現場の風景を通じて企業としてのこだわりをメッセージ。実際の顧客の声があることで、自分たちが仕事を通じて生み出した価値が、社会や消費者にどのような影響を与えているかがリアルに表現されている。

イワサキ経営グループ創立40周年記念オフィシャルムービー"THE IWASAKI PEOPLE"

  • 会社名|イワサキ経営グループ
  • 周年時期|創業40周年
  • 動画タイトル|イワサキ経営グループ創立40周年記念オフィシャルムービー”THE IWASAKI PEOPLE”
  • 動画時間|4:21
  • 登場人物|経営 / 社員 / 顧客
  • 映像形式|実写
  • 内容|職場風景 / 理念

【動画概要】
印象的な電卓のシーンから始まる。今の会社を作っている「人」にフォーカスし、社員の外回りの現場や職場で生まれる社員や顧客の表情を追っている。多様な人とのつながり、そこから生まれる表情で想いを伝えている。

BMW Japan設立40周年記念動画

  • 会社名|BMW Japan
  • 周年時期|設立40周年
  • 動画タイトル|BMW Japan設立40周年記念動画
  • 動画時間|3:22
  • 登場人物|経営
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|製品・サービス / 理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
前半はテキストベースで、歴史や実績、規模の大きさを紹介。後半は事業において大切にしている価値観を写真を交えながら紹介している。グローバルに展開するメーカーとして、単なるモノづくりではない、社会を見据えたメッセージ性を感じられる。

創業40周年記念ムービー

  • 会社名|株式会社CSコーポレイション
  • 周年時期|創業40周年
  • 動画タイトル|創業40周年記念ムービー
  • 動画時間|5:22
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写 / テキスト
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 感謝

【動画概要】
前半は社員インタビュー。仕事や会社、経営者の人柄について語る。後半からテキストメッセージで、次の10年(50周年)に向けて、社員の笑顔とともに、会社を支えてくれた方々に感謝を伝える映像。

設立40周年記念ムービー

  • 会社名|アムコン株式会社
  • 周年時期|設立40周年
  • 動画タイトル|設立40周年記念ムービー
  • 動画時間|8:24
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|製品・サービス / 理念 / 歴史

【動画概要】
写真とナレーションによって40年の歴史を紹介。現在のサービスに至るまでの経緯や取り組みが説明されている。後半は、社員一人ひとりがメッセージボードを持ち、感謝の言葉をリレー形式でつないで伝えている。

創立50周年記念動画

  • 会社名|株式会社デンソーテン
  • 周年時期|創立50周年
  • 動画タイトル|創立50周年記念動画
  • 動画時間|8:38
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|写真 / アニメーション / テキスト / ナレーション
  • 内容|製品・サービス / 理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
企業創立の源流となった100年前までさかのぼり、自社の成り立ちを解説。社名の由来や、企業理念として受け継がれている思いを紹介し、会社のDNAを力強くメッセージ。動画の後半では、ポップなアニメーションで2020年に策定したVISION2030を紹介し、新しい価値創造に向けたビジョンを分かりやすく説明。

ヤマタグループ創業50周年記念動画

  • 会社名|ヤマタホールディングス株式会社
  • 周年時期|創業50周年
  • 動画タイトル|ヤマタグループ創業50周年記念動画
  • 動画時間|3:44
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念 / 感謝 / 歴史

【動画概要】
小さな幸せを集めるという理念の源泉となった、先代の思いを歴史をさかのぼって紹介。小さな幸せを光で表現し、社員一人ひとりが「幸せ」に向き合っていることが伝わる映像の仕立て。

【創立50周年記念動画】 50年の歩み

  • 会社名|株式会社環境管理センター
  • 周年時期|創立50周年
  • 動画タイトル|【創立50周年記念動画】 50年の歩み
  • 動画時間|2:52
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 歴史

【動画概要】
歴史映像と写真、ナレーションを通じて、社会変化に伴って発生したさまざまな環境問題に取り組んできた50年の歩みを紹介。現在の取り組みについても紹介し、未来への広がりを感じさせる構成になっている。

【創立50周年記念動画】未来へ

  • 会社名|株式会社環境管理センター
  • 周年時期|創立50周年
  • 動画タイトル|【創立50周年記念動画】未来へ
  • 動画時間|9:15
  • 登場人物|経営
  • 映像形式|実写
  • 内容|未来

【動画概要】
社員の一人がバーチャル世界で、あらゆるものがデジタル化した2071年の未来を体験するストーリーで展開。最後には社長がプレゼンスタイルで想いを伝えており、バーチャルな世界を現実にしていく力強いメッセージ性を感じられる。

50周年記念ブランドムービー

  • 会社名|日本設備工業株式会社
  • 周年時期|創立50周年
  • 動画タイトル|50周年記念ブランドムービー
  • 動画時間|3:08
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 理念

【動画概要】
社長から新しいスローガン「setsubism」の紹介があり、さまざまな部署の社員たちがそのスローガンに対する思いを語っている。社員と共にビジョンを実現していく強い意思が描かれており、つぎの100周年を目指していこうというメッセージで締められる。

50周年式典オープニング -まつみかけん-

  • 会社名|松美化建工業株式会社
  • 周年時期|創業50周年
  • 動画タイトル|50周年式典オープニング -まつみかけん-
  • 動画時間|1:40
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|実写 / 写真 / アニメーション /テキスト
  • 内容|歴史

【動画概要】
軽快な音楽とともに前半に歴史を紹介し、年号を印象的に使用して積み上げてきた年数を表現。50周年の歴史を感じさせない、明るく軽快な印象で、会社の成り立ちをシンプルに伝えているオープニング映像。

アパグループ創業50周年記念ムービー

  • 会社名|アパグループ
  • 周年時期|創業50周年
  • 動画タイトル|アパグループ創業50周年記念ムービー
  • 動画時間|19:40
  • 登場人物|経営
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|インタビュー / 理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
躍進を遂げた経営理念や戦略、未来に向けての進化についてグループの代表がインタビュー形式で語っている。後半では「挑戦と変革」を繰り返してきた歴史の紹介をしている。ナレーションは低くゆっくりとした語り口で、堅実で力強さを感じる。

60周年記念ムービー

  • 会社名|三浦工業株式会社
  • 周年時期|設立60周年
  • 動画タイトル|60周年記念ムービー
  • 動画時間|2:15
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|写真 / アニメーション / テキスト / ナレーション
  • 内容|理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
問いかけのメッセージから始まる印象的な映像構成。歴史の紹介から、日本初世界のスタンダードを目指す、未来への希望や広がりを、アニメーションとナレーションで表現している。男女のナレーションを併用している。

60周年オープニングムービー

  • 会社名|中野製薬株式会社
  • 周年時期|創立60周年
  • 動画タイトル|60周年オープニングムービー
  • 動画時間|1:04
  • 登場人物|役者
  • 映像形式|実写
  • 内容|理念

【動画概要】
同社の理念を、一人の女性が語りかけるように映像が展開。雄大な自然の映像の中で女性が語ることで、世界観を表現し、美容の魅力を伝えている。テレビコマーシャルのような非常に高いクオリティの映像が印象的。

60周年記念ムービー「TD SYNNEX 60th Anniversary Movie」

  • 会社名|TD SYNNEX株式会社
  • 周年時期|創立60周年
  • 動画タイトル|60周年記念ムービー「TD SYNNEX 60th Anniversary Movie」
  • 動画時間|4:00
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 理念 / 感謝 / 歴史

【動画概要】
「私たちにとってTD SYNNEXとは?」という問いかけに対して、社員一人ひとりの想いから動画がスタート。日本だけでなく、多様な言語の多国籍社員も登場している。後半はこれまでの変遷を紹介し、役員からお客様やパートナー様への感謝のメッセージを伝えている。

HondaCars三重創立60周年記念ムービー

  • 会社名|株式会社ホンダカーズ三重
  • 周年時期|創立60周年
  • 動画タイトル|HondaCars三重創立60周年記念ムービー
  • 動画時間|2:35
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|写真 / アニメーション / テキスト
  • 内容|製品・サービス / 感謝 / 歴史

【動画概要】
社史のようなアニメーションで、写真を多用しながら歴史を紹介。当時の主力商品や取り組み、出来事の紹介でこれまでの発展を伝えている。

【60周年記念動画】北研はおかげさまで60周年を迎えました

  • 会社名|株式会社北研
  • 周年時期|創立60周年
  • 動画タイトル|【60周年記念動画】北研はおかげさまで60周年を迎えました
  • 動画時間|1:54
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|アニメーション
  • 内容|理念 / 感謝 / 未来

【動画概要】
可愛いイラストとアニメーションで60周年の感謝を伝える動画。キノコを取り扱ってきた60年を支えてくれた生産者と協力会社の方々に感謝を伝え、「農業総合商社」へとさらなる進化を約束するメッセージ。

70周年記念 事業PR動画

  • 会社名|松藤グループ
  • 周年時期|創立70周年
  • 動画タイトル|70周年記念 事業PR動画
  • 動画時間|2:54
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念

【動画概要】
現場の映像と社会との関わりを伝える映像、およびナレーションを通じて、大切にしている価値や想いを伝えている。壮大な映像と重みのあるナレーションで、世の中への影響力を印象的に伝えている。

70周年記念動画

  • 会社名|JAL 日本航空株式会社
  • 周年時期|創立70周年
  • 動画タイトル|70周年記念動画
  • 動画時間|2:36
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / ナレーション
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 理念 / 歴史

【動画概要】
社員が会社に対して、仕事に対しての想いを語り、どのような価値を大事にしているかを伝えている。できること、やりたいこと、社員の前向きな語りから、これからも前を向き挑戦し続ける姿勢を伝えている。

75周年記念ムービー

  • 会社名|株式会社銀座コージーコーナー
  • 周年時期|創業75周年
  • 動画タイトル|75周年記念ムービー
  • 動画時間|10:03
  • 登場人物|社員 / 顧客
  • 映像形式|実写 / 写真  / テキスト
  • 内容|職場風景 / 感謝 / 歴史

【動画概要】
各拠点、さまざまな職種の職場映像を通じて、顧客に商品が届くまでの裏側を紹介。店舗で売られている一つひとつの商品の裏には、多くの人々が関わっていて、それぞれの想いが込められていることを感じられる。

80周年記念映像

  • 会社名|花谷建設株式会社
  • 周年時期|創業80周年
  • 動画タイトル|80周年記念映像
  • 動画時間|2:10
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / テキスト
  • 内容|職場風景 / 理念 / 未来

【動画概要】
現場風景とテキストメッセージを交互に展開し、日々の業務への想いを伝えている。後半には社員一人ひとりが抱負を書いたボードを持ち、社員全員で未来を創っていくことを視聴者に約束している。

【創業90周年】History/short編

  • 会社名|株式会社赤ちゃん本舗
  • 周年時期|創業90周年
  • 動画タイトル|【創業90周年】History/short編
  • 動画時間|1:19
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
創業以来の写真にメッセージを載せて、歴史と理念を紹介。事業の誇りや大事にしてきた考え方など、未来に向けて発揮し続けたい会社の想いが、コンパクトに構成されている。

FUSO | 三菱ふそう90周年記念動画

  • 会社名|三菱ふそうトラック・バス株式会社
  • 周年時期|ブランド90周年
  • 動画タイトル|FUSO | 三菱ふそう90周年記念動画
  • 動画時間|1:18
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス / 理念

【動画概要】
現場風景にテキストでメッセージを載せる形式で、技術革新を重ねながら世界の市場に向けて開発、製造、販売を行ってきたことを伝えている。テンポ良く切り替わる大きめのフォントによるメッセージで、これからも時代の変化、ニーズの変化に合わせて共に変わっていくことを伝えている。

90周年記念ブランディング・ムービー

  • 会社名|オークラ輸送機株式会社
  • 周年時期|創業90周年
  • 動画タイトル|90周年記念ブランディング・ムービー
  • 動画時間|2:27
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス / 理念 / 感謝

【動画概要】
物流で当たり前の暮らしを支えるグループの誇りを、社員の仕事風景とともにナレーションとコピーでメッセージ。90周年の感謝と100周年に向けた意気込みを、社員の笑顔とともに印象的に伝達。

90周年記念動画

  • 会社名|ナカノ株式会社
  • 周年時期|創業90周年
  • 動画タイトル|90周年記念動画
  • 動画時間|13:32
  • 登場人物|経営
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 歴史 / 未来

【動画概要】
会社の歴史と発展を、写真と経営者たちのインタビューで紹介。戦後の困難から、時代に合わせて対応してきた企業のビジョンや経営哲学、若手を積極的な関与を生み出すマネジメントなどの取り組みが紹介されている。

100年記念動画「3つの扉」

  • 会社名|荒井商事株式会社
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|100年記念動画「3つの扉」
  • 動画時間|18:00
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|イラスト / ナレーション
  • 内容|理念 / 歴史

【動画概要】
2050年の未来をイメージしたイラストから始まる。会社の100年の歩みや大切にしてきたことを、子どもに読み聞かせるような絵本風に紹介。子どもたちにもわかりやすい表現で、歴史や理念が描かれている。

創業100周年コンセプトムービー 受け継ぐこと、変えること

  • 会社名|新明和工業株式会社
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|創業100周年コンセプトムービー 受け継ぐこと、変えること
  • 動画時間|1:00
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|製品・サービス / 歴史 / 未来

【動画概要】
主に写真を使用したコンセプトムービー。歴史写真、現在の商品・サービスの写真を展開しながら、「受け継ぐこと、変えること」というコンセプトを端的にメッセージ。

100周年記念特別動画

  • 会社名|髙松コンストラクショングループ
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|100周年記念特別動画
  • 動画時間|12:36
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念 / 歴史

【動画概要】
創業からの取り組み、歴史を写真とともに紹介。後半では100周年を機に作成された、グループロゴと、グループブランドステートメントを紹介し、これからの取り組みを宣言している。

100年のあゆみ、そしてこれからも皆様と共に「共存共栄」//100周年ヒストリームービー

  • 会社名|マルエーグループ
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|100年のあゆみ、そしてこれからも皆様と共に「共存共栄」// 100周年ヒストリームービー
  • 動画時間|6:12
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス / 理念 / 歴史

【動画概要】
100年の歩みを写真とテキストで紹介。後半には主な事業の紹介、そしてグループ社員のみなさんを写真で紹介し、共存共栄をこれからも続けていくことをメッセージしている。

創立100周年記念movie

  • 会社名|東邦ガス株式会社
  • 周年時期|創立100周年
  • 動画タイトル|創立100周年記念movie
  • 動画時間|1:51
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト
  • 内容|職場風景 / 理念 / 歴史

【動画概要】
モノクロ映像と現代の絵を交互に展開することで、長期間にわたって社会への影響を広めてきたことを伝えている。創業の理念を受け継ぎ、時代に合わせて商品を変え、日常を守ってきたこと、そしてこれからも守り続けることを誓う。

創業100周年 ブランドムービー

  • 会社名|矢野特殊自動車
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|創業100周年 ブランドムービー
  • 動画時間|7:22
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス / 歴史 / 未来

【動画概要】
象徴的な空撮映像を使用しながら、重工業メーカーらしいダイナミックな仕事の世界観を伝達。また、自社の特長や100年の歴史を、ナレーションを用いてエポックとともに解説。社員インタビューでは、仕事のやりがいや誇り、組織文化を語っている。

100周年記念動画|つないだ情熱を次の100年へ

  • 会社名|Rinnnai Japan
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|100周年記念動画|つないだ情熱を次の100年へ
  • 動画時間|4:53
  • 登場人物|なし
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|製品・サービス / 理念 / 歴史

【動画概要】
創業から現在までの発展を、商品を軸に紹介。創業者から受け継いだ「情熱」の炎を次の100年へ継承していき、世界へブランドを広めていくというメッセージが込められている。

創立100周年記念動画

  • 会社名|明治電機工業株式会社
  • 周年時期|創立100周年
  • 動画タイトル|創立100周年記念動画
  • 動画時間|7:37
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 製品・サービス / 理念 / 歴史

【動画概要】
歴史を紐解き、理念、モノづくりの原点を伝えている。Supporting Industry Companyとして発展してきた過去を紹介し、未来につないでいくことをメッセージしている。

創業100周年記念ムービー

  • 会社名|酒井重工業株式会社
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|創業100周年記念ムービー
  • 動画時間|9:22
  • 登場人物|経営 / 社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|インタビュー / 職場風景 / 製品・サービス / 理念 / 歴史

【動画概要】
象徴的な空撮映像を使用しながら、重工業メーカーらしいダイナミックな仕事の世界観を伝達。また、自社の特長や100年の歴史を、ナレーションを用いてエポックとともに解説。社員インタビューでは、仕事のやりがいや誇り、組織文化を語っている。

100周年記念動画「そこに、スパイス&ハーブ」

  • 会社名|エスビー食品株式会社
  • 周年時期|創業100周年
  • 動画タイトル|100周年記念動画「そこに、スパイス&ハーブ」
  • 動画時間|3:55
  • 登場人物|経営 / 社員 / 協力会社
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念 / 歴史 / 未来

【動画概要】
創業者の「本物のおいしさを追い求めお客様に喜んでいただく」という想いを受け継ぎ、世界各地の生産者や関係者とともに次の100年に向けて歩み続け、世の中に笑顔あふれる日々を創造することをメッセージしている。

160周年ムービー その仕事が、誰かの未来になる。創業の精神篇

  • 会社名|佐藤工業株式会社
  • 周年時期|創業160周年
  • 動画タイトル|160周年ムービー その仕事が、誰かの未来になる。創業の精神篇
  • 動画時間|3:01
  • 登場人物|社員
  • 映像形式|実写 / 写真 / テキスト / ナレーション
  • 内容|職場風景 / 理念 / 歴史

【動画概要】
歴史写真や社員の現場風景とともに、ナレーションで歴史を紹介し、創業の精神をメッセージ。地域に根差して160年にわたって積み上げてきた、社会を豊かにする仕事。これからも誰かの未来を創っていくことを伝えている。

企業の周年記念動画制作における注意点

周年記念動画を成功させるためには、いくつかの重要な注意点があります。以下に、特に重要な4つのポイントを挙げ、それぞれの注意点を詳しく説明します。

メッセージの一貫性

動画制作において重要なことは、メッセージの一貫性を保つことです。動画全体を通じて伝えたいメッセージがぶれないように、初期段階でしっかりとコンセプトを練り上げる必要があります。企業のブランド価値、ビジョン・ミッションを明確にし、それを動画の中でどのように表現するかを決定します。たとえば、企業の歴史や成長の過程を紹介する場合、一貫したトーンとスタイルで描写することで、視聴者に対して強い印象を与えることができます。各シーンやセクションが矛盾なくつながるようにし、視聴者がメッセージを自然に受け取れるようにすることが重要です。また、ナレーションや字幕の内容も一貫性を持たせることで、メッセージがより効果的に伝わります。

ターゲットオーディエンスの明確化

動画を視聴するのが誰なのかを具体的にイメージし、その視聴者に響く内容を作成します。たとえば、社員向けの動画と顧客向けの動画では、伝えるべきメッセージやトーンが異なります。社員向けの場合、企業の成長や成功の裏にある努力や挑戦を強調し、士気を高めることを目指します。一方、顧客向けの場合は、企業の信頼性や実績、今後の展望をアピールすることで、ブランドロイヤルティを高めることが重要です。また、年齢層や興味関心に合わせた映像・音楽やナレーションの選定も、視聴者の共感を得るために欠かせません。ターゲットオーディエンスのニーズや期待を理解し、それに応じた内容を提供することで、動画の効果を最大化することができます。

予算とスケジュールの管理

予算とスケジュールの管理は、動画制作の成功に直結する重要な要素です。初期段階で詳細な予算計画を立て、それにもとづいてプロジェクトを進行させることが求められます。撮影や編集、プロモーションにかかる費用を見積もり、必要なリソースを確保します。また、スケジュールを厳守するために、各段階の進行状況を定期的にチェックし、必要に応じて調整を行います。特に、撮影や編集作業は時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを設定することが重要です。プロジェクトが計画通りに進行しているかを確認するために、定期的なミーティングや進捗共有の場を設け、問題が発生した場合は迅速に対応します。予算とスケジュールの管理を徹底することで、質の高い動画をタイムリーに完成させることができます。

プロフェッショナルな映像制作チームの選定

プロフェッショナルな映像制作チームの選定も成功の鍵です。経験豊富で技術力の高いチームを選ぶことで、質の高い映像を制作することができます。制作チームの選定にあたっては、過去の実績やポートフォリオを確認し、企業のニーズに合ったチームを選びます。また、クリエイティブなアイデアや提案力も重要な選定基準です。信頼できる制作チームと協力することで、コンセプトから完成まで一貫したクオリティを保つことができます。さらに、制作過程においては、定期的なコミュニケーションを取り、進行状況を共有することが大切です。制作チームとの良好な関係を築き、意見や要望を適切に伝えることで、期待通りの結果を得ることができます。

会社の周年記念動画のまとめ

企業の周年記念動画は、設立や創業の記念日、重要な節目に制作されるビデオコンテンツです。動画では企業の歴史、成長の歩み、現在の位置づけ、提供する価値、ビジョン・ミッション、将来的な展望が描かれます。

こうした動画は、ブランド認知の向上、社員の士気向上、顧客との絆の強化、ビジネスパートナーや投資家へのアピールなど、多くの目的を持っています。特に視覚的なインパクトと感情に訴える力が強く、デジタル技術の進化により普及が進みました。SNSやYouTubeなどのプラットフォームを通じて広く活用され、企業のブランド力を高め、関係者との絆を深めるための強力なツールとなっています。

社内イベントでの上映、SNSでのシェア、公式ウェブサイトへの掲載、広報・PR活動での利用などが考えられ、こうした手法を組み合わせることで、企業の歴史やビジョンを効果的に伝え、ブランドイメージの強化や新たなビジネスチャンスの創出につなげることが可能です。

デジタル時代において、企業の周年記念動画の価値はますます高まっており、今後も多くの企業がこの手法を活用することが予測されます。周年記念での動画制作、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の著者

中島 浩太

株式会社ゼロイン
2008年、株式会社ゼロインに新卒入社。インナーブランディング・社内コミュニケーション施策をプロデュースするコミュニケーションデザイン事業、ゼロインの管理部門、新卒採用担当、新規事業を経て、現在はコーポレートブランディング室において広報(社内広報・社外広報/PR)とマーケティングを担当。
インターナルブランディングの魅力的な取り組みを紹介するウェブメディアCAPPYの編集長として、さまざまな企業における企業文化づくりや組織活性化の取り組みを取材。

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